こんにちは!Ancarの島倉です。今回はメルセデスベンツのAクラス W168、W169に関するトラブルの内容を書いていこうと思います!
中古のAクラスをご購入される際の参考になればと思います。よろしくお願いします。
メルセデスベンツ Aクラス定番故障事例
ミッションの故障
この車種に一番多い定番はミッションの故障です。Aクラスは、電気自動車用として設計されたクルマです。蓄電池を搭載するスペースの確保のため、二階建て構造になっています。ところが開発の遅れなどから、そのままガソリンエンジン車として製造することになったため、結果としてメルセデス初のFF車として販売が開始されました。
そのことが直接の原因かどうかわかりませんが、ミッショントラブルが起こることが多い車種です。症状としては「ATが滑って進まない」、「変速しない」等です。
ご購入時には、ミッションの動きをしっかりチェックすることをオススメします。たとえ故障していたとしてもギヤユニットの基盤修理のみでお安く直る場合もありますので、購入前に点検に出して原因をきちんと把握できれば大きな失敗をする心配はないでしょう。
エンジンの不調
エンジンの不調もよく起こります。原因としては、以下の箇所があげられます。
・エアマスセンサー
・クランクセンサー
・燃料ポンプ
中古車購入時の場合は、これらの交換歴があれば少し安心できます。購入前に交換歴を確認することをオススメします。
セルモーター(エンジンスターター)の故障
セルモーターも故障することが多いです。故障してしまうと、エンジンが始動できなくなってしまうので要注意です。
故障の前兆としては、キーを回してエンジンをかけようとした時に「ガッ」という音がするだけで始動しなくなり、少し時間を置くと始動できるという症状が出ます。その後は突然モーターが回らなくなり二度とエンジンがかからなくなってしまいます。そうなる前に症状が出ましたら、早急に交換することをお勧めします。
まとめ
ご購入前に点検さえしっかりやっていれば、経年劣化による消耗品によるトラブル以外は起こるリスクが少ないので安心してご購入でき、きっと楽しいカーライフを送ることができるでしょう!
Ancarでは購入前に無料で整備士による点検を依頼することができます。点検を依頼して、現在の車の状態をプロの目で見てもらってから購入出来ますので非常に安心だと思います。
また、Ancarは個人売買ですので、中古車購入の際に気になる故障歴、部品交換歴や修理箇所も現オーナー様が教えてくれます。
この機会に中古のメルセデス・ベンツAクラスを探してみては如何でしょうか!