ドバイだからこそ似合う
現在、ドバイモーターショーが盛り上がりを見せています。
そんな中、ブラバスが特別に”ぶっ飛んだ”クルマを公開しました。
「ロケット900・デザートゴールドエディション」と名付けられたこの車両は、まぎれもなく今夏ブラバスが発表した「ロケット900」(メルセデスのS65AMGをチューニングしたもの)そのものですが、そのエクステリア・インテリア双方にゴールドの加工を施した仕様となっています。
名前に「900」とあるのは、6.0リットルのS65 AMG用V型12気筒ツインターボエンジンを、900PSを発生するよう改造したことによるもので、リミッターで電子的に抑制された最大トルクも、1199Nmをマークします。
この数値を達成するため、通常の6.3リットルエンジンの排気量を増やし、過給器にも大型のタービンが用いられました。
排気管は80mmと大型化され、エキゾーストパイプにはステンレス製の高性能版、そしてエキゾーストマニホールドにも特別仕様のものがおごられています。
このほか、専用設計のラジエーターグリルやゴールド塗装の熱反射被覆を装備しており、ECUの制御マップも書き換えられています。この車重2.8トンのスーパーセダンは、7速オートマチックを介して後輪を駆動し、0~100km/h加速が3.7秒、0~200km/hは9.1秒、そして最高速度がオーバー350km/hという驚愕のスペックを誇ります。
ネーミングの「デザートゴールド」は同車のユニークな塗装に由来するもので、ボディーのみならず、およそ300箇所のインテリアパーツにもこの色が用いられています。
輝くばかりのゴールドのボディーは、カーボンファイバー製のエアロパーツや、艶消しブラックに塗装されたその他のパーツに映えます。また、21インチの「プラチナエディション」合金ホイールにも、ブラックとゴールドのピンストライプが入っています。インテリアについても、ブラックとゴールドでキメたマスティックレザーや、「900」のロゴ入りヘッドレスト、それに金の刺繍や縁飾り、ブラック塗装のアルカンターラ製ルーフライニングが装備されるなど、非常に豪華な仕様となっています。