BMWという輸入車を買う。こういった決断をしたオーナーは「それなりに走って、それなりに居住性、使い勝手が良い」ということはなく、何かしら「こだわり」を持っているはずです。今も昔もクルマは人のアイデンティティーを表現するアイテムの1つです。
何百万円、あるいは1000万円単位のお買い物をするなら可能な範囲でこだわった1台が欲しいと思います。
BMWではそんな「ワガママ」に応えるサービス「BMW Individual」、「BMW Individual MANUFAKTUR」があるのをご存知でしょうか?
好きな色や刺繍を入れられる「BMW Individual」
自分のクルマを購入するとき、グレードの次に決める「ボディカラー」。「BMW Individual」では追加費用はかかりますが、より細かい色、質感を表現した「Individualカラー」が各モデルに設定されています。カタログ上ではこの「Individualカラー」は数種類程度ですが、「可能な限り」希望に応えていくそうです。シートなどのレザー、インテリアトリムも同じ様に選択ができ、職人が一つ一つ丁寧に作っていきます。
より特別な1台に「BMW Individual MANUFAKTUR」
「BMW Individual MANUFAKTUR」は、「BMW Individual」より更に踏み込んだテーラーメイドシステムで、素材レベルでの指定から専用アイテム・刺繍・サインの追加、特別装備をオーダーできます。例えば、「BMW Individual 750Li xDrive “Solitaire Edition”」は、ダッシュボードのインテリアトリムに「マザー・オブ・パール」で縁取られた装飾の中心にダイヤモンドを埋め込んだり、ドアステップに「Solitaire」サインが描かれたり、キーにもダイヤモンドがいくつも埋め込まれていたりと贅を尽くしたものになっています。
最近ではこの「BMW Individual」25周年を記念してヨットメーカー「Nautor’s Swan」とコラボレーションした「BMW Individual M760Li “Nautor’s Swan”」を発表しています。インテリア各所にヨットを連想させるチーク材が使用されています。その他、ヘッドレスト、クッション、サンバイザーにNautor’s Swanのロゴであるスワンが描かれています。更にブレーキキャリパーカバーもボディカラーと同色に塗られ、「Swan」ロゴが彫刻されています。
今回、例として7シリーズを紹介していますが、基本的にBMWの全モデルでこの「BMW Individual」を依頼できます。また地域限定の「BMW Individual」モデルがディーラーで販売されることもあります。もしBMWの購入を考えているのであれば、興味本位でもこの「BMW Individual」について聞いてみてはいかがでしょうか?
BMW Individual(BMW公式ページ内):https://www.bmw.co.jp/ja/topics/brand-and-technology/bmw_brand/bmw_individual.html