アウディ A4 アバントの特徴
アウディ A4 アバントの特徴①
ドイツのバイエルンに本社機能を構える自動車メーカー「Audi」が生産する車に「アウディ・A4」があります。A4は現在5代目モデルを販売中で、1994年から生産されており、現行モデルは2015年より販売しており、4ドアセダンと5ドアのステーションワゴンがあり、アバントはステーションワゴンとなります。
アウディ A4 アバントの特徴②
アウディと言えば、重なり合った4つのリングがトレードマークで、ラジエーターグリルとリアゲートの中央部にエンブレムとして装着しているのが印象的です。アバントという名称はステーションワゴンという意味を持ちます。A4アバントは世界販売台数が200万台を超える人気モデルで、2017年の日本・カー・オブ・ザ・イヤーの輸入車部門を受賞しています。
アウディ A4 アバントの特徴③
1990年代までのヨーロッパの高級車は高額で大型の車両が人気で、アウディ・A4アバントのようなワゴンは廉価なイメージが持たれましたが、現在では大型の車両よりも、ミドルサイズの人気が高く、実用性の高いステーションワゴンやクロスオーバーSUVの人気が高いです。新型モデルは2015年にフルモデルチェンジしており、従来モデルよりもハイスペック化し、高級感を高めたことから人気が上がり、燃費面でも大幅に向上させたモデルでユーザー評価が高いです。
アウディ A4 アバントの主なグレード
アウディ A4 アバントのグレード①
新型A4アバントの1400㏄モデルに「1.4 TFSI S tronic 」があります。このモデルは総排気量1400㏄(1394cc)で16バルブ直4DOHCインタークーラー付ターボ エンジンを搭載したモデルです。最高出力150馬力と高いパフォーマンスを発揮するエンジンです。1400ccモデルでありながら十分な装備を標準搭載し、他社の同クラスモデルと比べても劣らないレベルの高い車です。
アウディ A4 アバントのグレード②
2000ccモデルに「2.0 TFSI sport S tronic 」があります。1.4 TFSI S tronic と大きく違う点は、エンジンが2000ccで、タイヤホイールが専用のアルミホイール 5スポークYデザイン 17インチタイヤを装着しています。特別装備としてハイビームアシストやパワーシート&ランバーサポート(シートヒーター機能付)、クルーズコントロール、アウディアクティブレーンアシスト、アウディパーキングシステム、リアビューカメラ等を装備したグレードです。
アウディ A4 アバントのグレード③
最上級モデルに「2.0 TFSI quattro sport S tronic」があります。車内装備をはじめとするスペックは「2.0 TFSI sport S tronic 」とほとんど変わりませんが、2.0 TFSI quattro sport S tronicにはハイプレッシャーターボが搭載されており、252馬力と高いパフォーマンスを発揮、加速がスムーズで、早期でハイスピードに達し、その後安定した巡航運転が可能なため走りを極めたグレードです。
エクステリア・インテリア
アウディ A4 アバントのエクステリア
4代目モデル後期型から継続されるアンダーバンパーまでの大型ラジエーターグリルデザインで、ヘッドライトが切れ長で、よりエッジをきかせたフロントデザインに仕上がっています。空力抵抗を考えたサイドミラーデザインが印象的でまるでスポーツカーを彷彿とさせるシルエットに仕上がっています。ヘッドライトの形状同様コンビネーションランプもスポーティーなデザインで、シンプルなリアにシャープさを持たせています。
アウディ A4 アバントのインテリア
インストルメントパネルからドアサイドに一直線に伸びたウッド調パネルが高級感を引き立たせ、革巻きのステアリングホイールと中央にはアウディのエンブレムを装着して、高級感のあるスポーティーなデザインとなっています。印象的なのが電子制御7速オートマチックでショートレンジのセレクターレバーです。前方に配置されるインフォテインメントシステムの操作スイッチが操作しやすいように設定されています。
燃費について
グレードにより燃費に若干の差がありますが、JC08モード燃費で、1リッターあたり16km~18kmとなっていますが、実際の道路での走行は一般道で9km~10km前後であることが多く、高速走行の場合、安定した速度で走行をすれば11~13kmと燃費性能が高まります。ターボ搭載モデルでありながら効率の良い燃焼とタービン稼働により高効率を実現するため、従来モデルよりも燃費が良いです。
維持費について
2000ccモデルの場合
・自動車税 39,500円
・燃料費 プレミアムガソリン使用で一度の給油が6,000円~8,000円で年間72,000円~96,000円程度かかります。
・オイル交換代や点検整備料として月ベース5,000~6,000円と考えておくと良いでしょう。
(車検時は150,000円~180,000円)
任意保険は車両補償設定により120,000円程度です。
新車価格・中古車価格について
グレード別新車価格
2.0 TFSI quattro sport S tronic 合計価格 6,530,000 円
2.0 TFSI sport S tronic 合計価格 5,850,000 円
1.4 TFSI sport S tronic 合計価格 5,140,000 円
1.4 TFSI S tronic 合計価格 4,760,000 円
値引き情報について
新型アウディA4アバントの車両本体値引はあまり期待できません。
ただし、オプションや付属品の値引が行われるため、どこまで交渉を試みるかによって金額が異なります。
最高で30万円以上の合計値引額となるケースもあります。
中古車相場について
全体的に高年式車の中古車相場が高く、とくに低走行車両は価格が高く流通しています。
中でも人気のグレードが2.0Ⅼクワトロで5000km未満の走行距離であれば600万円以上で流通していることが多いです。
低年式モデルの場合、2005年周辺の年式が流通していますが、おおよそ20万円アンダーで販売しています。
おすすめのオプション3選
オススメオプション①
ステーションワゴンモデルであるため、ラゲッジルームや後部座席のプライバシーガラスは設定しておきたいです。
重要な荷物をラゲッジルームに積載している場合、後部座席からも積み荷が見えるため、後部座席以降のガラスに設置しておきたいです。70,000円
オススメオプション②
オプションでもっとも人気の装備にサンルーフがあります。
サンルーフは電動で天井の前方ガラスが開き、ティンテッドガラス、電動サンブラインドを装備しており、アドバンストキーで便利に開閉が可能です。200,000円
オススメオプション③
バーチャルコックピットは運転席インパネ部分に12.3インチのディスプレィを搭載、マルチファンクション付きステアリングホイールでコントロール可能なマルチディスプレイです。
メーターも電子表示で昼夜問わず鮮明に表示します。70,000 円
まとめ
アウディA4アバントは年月の経過で進化を繰り返し、ステーションワゴンに高級感とスポーティーという概念を高め、「道を切り拓くのはいつもアウディ」というように進化してきました。国産車モデルと比べて高いスペックを備えるため、販売代位数も伸び、中古市場も活況です。中古車を購入する場合は、試乗を希望することにより、実際の車の良さを確認することが良いでしょう。