日産がNASAに自動運転技術をフィードバック!え!逆では無い?

日産とNASAのパートナーシップ」という驚き

 2015年1月に日産とNASAが自動運転車の共同研究開発を行う5年間のパートナーシップ協定を結んだと発表した時、もしかしたら当然かもしれないと受け止めた人もいたかもしれませんが、驚いた人が大半だったのではないでしょうか。

何しろ相手はあのNASAです。
アポロ計画の頃から月面探査車を走らせ、火星探査でも2台の探査車を送り込んで、耐用期限を過ぎてからも火星表面の画像を送り続け、実に興味深い発見の連続をもたらしている。現在の地球上で「宇宙で車を走らせる事なら右に出るものはいない」とも言える組織なのですから、日産から教わる事はあるのでしょうか。
しかし、そこには同時に、NASAだからこそ行き着いた限界点と、今まさにそれを乗り越えようとする自動車メーカーという関係があるのでした。

初の無人探査車はソ連のルノホート

 1970年に初めて月に探査車を送り込んだのは当時のソヴィエト連邦でした。

本来ならアメリカと競争するように推進していた月有人探査ミッションのために開発されましたが、アメリカに先を越され、月への宇宙船やロケットの開発も遅れた事から無人ミッションに切り替えられ、「ルノホート1号」と「ルノホート2号」の2台が送られています。
各種観測機器を搭載して遠隔操作で動くロボット車でしたが、1990年代にNASAが火星探査車を送るまでは唯一の無人惑星探査車でもありました。

初の有人惑星探査車はポルシェ設計

 その後1971年のアポロ計画では、ポルシェが設計し、ボーイングが製造した有人式の探査車が使われました。

それ自体は探査機としての能力を持たず、月面に降り立った宇宙飛行士のための電気自動車として開発・製造されましたが、宇宙飛行士が運転できる反面、いざ故障すると着陸船まで歩いて帰らなければいけないため、無人車と比べるとかえって行動範囲が狭くなってしまったのです。
結果、探査用(特にまだ人類が降り立っていない星の探査用)としては無人車の方が向いているとされました。

火星に行った「スピリット」の教訓

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コメント:
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