みなさん、こんにちは。 1週間ぶりですね。 毎回僕のコラムを見逃さず読んでいただきありがとうございます。 今回は前回の続きということで、第8戦もてぎについてです。 また真面目な文章ですが飽きずに読んでください(笑)。
日曜日、予選
もてぎ第8戦(最終戦)は日曜日に予選、決勝が行われました。 土曜日の予選は中山選手でしたので、日曜日の予選は必然的にBドライバーの僕がアタッカーとなります。
やはり午前中のもてぎは冷え込みました。 S-GTがこんなにも朝早く予選をすることは珍しいことなのです。 おそらくどのチームもタイヤ選択に悩んだと思います。
決勝が行われるお昼は暖かい予報。 予選で使ったタイヤが決勝で使うタイヤになるので硬めのタイヤを履くのか、または予選で硬いタイヤが機能しないから柔らかめのタイヤを履くのか、、、 僕たちが何を履いたのか、ここでは秘密にさせていただきますが(笑)。
この予選で使ったタイヤを決勝でも使わなくてはいけない、こういったところもGTの面白いところだと思います。
いざ迎えた自分の予選、鈴鹿、タイとQ1ですが、どちらも3位ときていたので自信はありました。
が、結果は9位。 原因としてはタイヤを使うと決めていた周にしっかりとアタックできなかったことにあります。 思った以上にNEWタイヤのピークが早くきてしまいました。 また、トラブルも起きていて、左前の内圧だけが大きく上がってしまったこともタイムアップに繋がらなかった原因かと思われます。
自分のアピールできる場所だっただけに悔しいですが、これもレースなので決勝へと気持ちを早めに切り替えました。
日曜日、決勝
決勝のスタートドライバーは中山選手です。 前半とてもペースが良く中山選手の素晴らしい追い上げで、5位でピット交代を 行ないました。
もちろんタイヤは無交換です。 ここで大切になってくるのがタイヤ無交換だと給油のみになるのでドライバー交代のスピードが鍵になってきます。
だいたい15秒から16秒くらいで済ませロスなくピットを後にしました。
実質2位でコース上に復帰し、僕も懸命に走りましたが数周後に前日の予選でも発症していたシフトトラブルが再発、、、
時にはアップもできない状況になりペースを上げることができません。 1周で10秒近くロスした時もありました。 無線で中山選手からもアドバイスをいただきながらなんとかゴールまでマシンを運ぶことができ9位フィニッシュとなりました。
悔しい結果ですが、トラブルを抱えながらなんとかポイント圏内でゴールできたことは本当に不幸中の幸いだったと思っています。
シーズンを通してみて、最後まで運のなかったレースが続きました。 でも、だからこそ糧となり、勉強になったこともたくさんあります。 今年の運が必ず来年に回ってくることを信じ、このシーズンオフでやれるだけのことはやって準備を進めていきたいと思います。
ルーキーの僕を温かく側で支えてくれ、全力で応援してくださったファンの皆さん本当にありがとうございました。
来年もその皆さんの応援が必要です。 これからも山田真之亮を宜しくお願いいたします。
次回予告!
さて、次回はついに質問に答えていくコラムです。 今、形式を一生懸命考えていますので、必ず面白いものになると思います。 楽しみにしていてください!