超小型車の時代・その7「農家のミニカー、小型特殊!侮るべからず!」

小型特殊自動車は何が特殊?

「小特」(しょうとく)などと呼ばれる小型特殊自動車というジャンルのクルマがあります。
小さな緑色の市町村役場の発行したナンバープレートがついており、公道も走行可能。
ではミニカーのようなものかと思えば、サイズ的にははるかに大きく、排気量も50ccなどではなくもっと大きいのでパワフル…というかトルクフル。
悪路走行用に特化したラグタイヤと呼ばれるゴツゴツしたタイヤを履き、オフロード車用のテレーンタイヤとはまた違った独特の凄みがあり。
ただし公道での最高速度は15km/hなので、少なくとも舗装された一般道での実用性は無し。
走行する事よりも、その搭載機器を使った作業あるいは重量のある作業機を私有地内などで運搬するのを主目的としているので、走行装置はあくまで作業場と作業場、あるいは車庫を繋ぐための自走用。
小型特殊自動車の概略を述べるとこんな感じですが、「走行するより搭載機器の主目的」というくだりは大型特殊でも同じで、例えば戦車や自走砲などもこのジャンルです。
日本だと耕運機やコンバインなど農機具で多いのですが、田舎で広大な農地を持つ農家だと、時々それらとは明らかに違うクルマ、どちらかというとトラックに近いような「小特」も見かけます。
あれ?こんな軽トラあったっけ?と思うとナンバーで小特と気づくわけですね。
海外だと日本の軽トラが、農業用の敷地内トラックやATV(全地形対応車。バギー)のように使われているケースもあって似ていますが、日本のそれはもっと小さいのです。
農業に関係無いとあまり知る事の無いジャンルですが、これもまたミニカーという事でちょっと紹介します。

前輪操舵だけでなく胴体も曲がって小回り抜群のキャニコム ライガー

https://www.canycom.jp/products/files/2011/10/J112S_01.jpg

操舵(ハンドリング)装置に特徴があるのが小型特殊トラックのライガーです。
「草刈機 まさお」など独特のネーミングを施した農機で有名な福岡のキャニコム(株式会社筑水キャニコム)が販売していますが、最大の特徴はフロントタイヤを曲げるだけでなく、RX4WD同様に分割されたキャビンと荷台の結合部分、そこにもステアリング操作に合わせて曲がる仕組みが備えられており、フロントタイヤの角度だけでなく、荷台に対するキャビンの角度も使って、フロントタイヤだけじゃできない小回りを確保しています。
全幅1475mmの軽トラと違い、カワシマ RX4WDだと1,300mm、キャニコム ライガーでは1,185mmと前後トレッドが狭い事や、タイヤ配置が細長いとタイヤの切れ角だけでは最小回転半径が小さくなるのですが、こうした工夫で乗り越えているのは面白いですね。
舗装路上での高速走行を意識しなくていい小型特殊ゆえの工夫ですが、タイヤを舗装路向きに変え、エンジンも騒音の出る空冷4サイクルからEVにコンバートすれば、東京の下町などにある古い道でも配達業務などに使えそうな気がします。

なぜか芝刈機で世界最高速記録に挑んだホンダ

 クルマの相談所



クルマに特化したQ&Aサービス「クルマの相談所」β版の提供を開始しました!

本サービスは、クルマに関するあらゆる悩みや質問を投稿、回答することが可能です。

故障やメンテナンスについてわからないことはクルマの相談所で質問しましょう! 質問と回答はこちら

 ーこれまでよりも高く売却できる方法ー

「90万円」高い売却に成功! K様



コメント:
愛車のボクスターが90万円も高く売れて満足です。 330万円の最低保証金額を受け取った後、420万円で購入者が見つかり、とても満足しています。
改めて走りに行く用のクルマを買いたいと考えているので、買い替えの際はまたAncarにお願いしたいと思っています。

高く売却できる『おまかせ出品』

価格の交渉ができるかも!?

詳細&査定はこちら

Ancarのサービス詳細はこちら