高級車天国・香港で見かける日本車の人気
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少し前に香港に遊びに行ってきたのですが、あそこは車天国ですね。 フェラーリにランボルギーニ、マイバッハにロールスロイスといった高級車を本当によく見かけます。 あれほど高級車が走っている地域というと、他にはモナコやドバイぐらいしかないのではないでしょうか。
さて、そんな高級車に混じって走っているのが日本製のミニバンたちで、 アルファードやヴェルファイアを見かける割合は異常なのです。 そして、それらには不思議なことに、大抵サンルーフが付いています。 これを見て「ははーん」と気がつくのは中古車業界にいる人々。 あの、「やたらと高い値段で落札されていたミニバン」は香港で走っていたのか、と思い当たるのです。
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ヴェルファイアのハイブリッドがオススメです!!
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最近はずいぶんと落ち着いたと言われていますが、日本のカーオークションの相場では、登録後1年ぐらいのアルファードやヴェルファイアが異常に高い値段で落札されています。 新車の値段を数10万円、時には数100万円も上回るケースが珍しくないのです。 しかし、ただの1年落ちのアルファードやヴェルファイアではダメで、落札価格が新車価格を上回るには条件があります。 「レザーシート、7人乗り、オプションは全部付き」そして「サンルーフ付き」。 これらの条件の内一つでも欠けていると、普通に1年落ちの中古車価格に落ち着きますが、条件が全て揃っていると跳ね上がります。 一時は300万円も上回ったことがあるとの話もあるのです。
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なぜでしょうか? 理由の一つとして、香港の高い関税制度があります。 日本で500万円程度の新車を香港で買おうとすると1,000万円ほどします。 それもこれも特殊な関税が加わるからです。 ところが、登録後1年経つと立派な中古車になりますから、そこまでひどい関税はかかりません。 つまり、1年落ちの新車価格で500万円のアルファードを600万円で落札して香港へ持ち込めば、それでも全く問題なく売れるということなのです。 加えて、香港で発売されているグレードにはバリエーションが少ないという点も挙げられます。 アルファードはともかく、ヴェルファイアは3,500ccのワングレードのみの販売、それも日本円で約900万円もします。 ハイブリッドのヴェルファイアが欲しい人は日本から輸入するしかないわけですから、状態の良い中古車の価格が跳ね上がる理由も頷けます。 香港向けの輸出で一稼ぎを狙うならヴェルファイアのハイブリッド、エクスクルーシブ・ラウンジがオススメです。 今すぐ買って1年ほど寝かすと、数100万円儲かるかもしれません。 …なんて読みで大やけどをした人はたくさんいるので責任は持ちませんが、サンルーフを付けておくことは忘れずに。