この春より富士重工が、新社名「SUBARU(スバル)」へ

富士重工の社名変更について、知らなかった方もいるのでは?

去年富士重工からスバルに社名を変更するという発表があり、2017年の4月1日から正式にスバルとなります。 富士重工は国産自動車メーカーで唯一社名とブランド名が異なる企業でした。 社名変更といえば、吸収合併やブランドのイメージ一新を目指すなどさまざまな要因がありますが、富士重工がこのタイミングで社名を変えたのはなぜでしょう。

そもそもなぜ最初から社名をSUBARU(スバル)としなかったのでしょう?

取締役の吉永 泰之氏は、長年スバルはお客様に満足させるクルマをお届けしてきました。 そして「スバルという名前に変更する事によって、スバルブランドをさらに確立していきます」と話していました。 実は富士重工がクルマの販売を始めた際に、スバルという社名にしなかったのには理由があります。 それは富士重工はクルマだけでなく、ヘリコプターや様々な工業製品を生産していたという背景がありました。 ですがここ数年でクルマの販売台数が増え、富士重工の売り上げの割合が多くなってきたという事から社名変更に至りました。

富士重工は1953年に設立され、1958年に最初の車スバル・360が販売を開始されました。 360はてんとう虫という愛称で今でも親しまれています。 現在では考えられないですが、その当時の車は16馬力しか発生させる事が出来ませんでした。 てんとう虫が販売されてから59年後の今では268馬力をWRX stiが発生させる事が可能になり、技術の進歩を感じさせます。 スバルが正式な社名となった今、世界中でスバルという名前はより一層親しまれていくのではないでしょうか。

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