国産大衆車史「ドイツ発GM世界戦略車・いすゞPFジェミニ」

GMを説得し、世界戦略車から生まれたジェミニ

かつてはトヨタや日産とともに「自動車界の御三家」と言われたいすゞでしたが、前二社とは異なり乗用車の新規設計・開発・生産能力いずれも十分ではありませんでした。 そのため、1970年代も半ば近くなっても乗用車は小型のベレット(1963年発売)と中型のフローリアン(1967年デビュー)を販売している状況で、次々繰り出されるライバルの新型車に対抗できなくなってしまいます。 特に、モデルライフが10年に達しようとしていたベレットの陳腐化は深刻でしたが、1971年に資本提携して実質的にいすゞを傘下に収めた米GM(ゼネラルモーターズ)は、なかなかベレットの生産終了を認めません。 小型トラックやピックアップトラック事業に注力してほしいという想いもあったかもしれませんが、このままでは乗用車メーカーとして立ち行かなくなると考えたいすゞは、粘り強くGMと交渉を続けます。 ちょうどその頃、GM傘下のドイツ自動車メーカー、オペル(現在はフランスのPSA、プジョー・シトロエンの傘下)で「共通のプラットフォームから世界各国の市場に合った車を開発する」という「GM・Tカー」が開発されていました。 ドイツではオペル カデット(4代目)として1973年に発売されましたが、その日本版をいすゞが担当することになったのです。 こうしてベレットの後継車、ジェミニは1974年11月に発売されました。

数度のマイナーチェンジを経て、13年も販売

ジェミニのデザインはGM・Tカーすなわちカデットそのもので、4ドアセダンと2ドアクーペ2種類のボディがありました。 エンジンは日本市場で供給が容易ないすゞ製で、ベレットの末期に搭載されていた1.6リッターSOHCエンジンを搭載したFR(フロントエンジン・後輪駆動)レイアウト。 ボディサイズ的にはトヨタ コロナや日産 ブルーバードと同クラスの大衆車でありながら上級モデル用の大排気量エンジンを持たなかったものの、ドイツ生まれのヨーロッパ風デザインやサスペンションで、純日本向け大衆車とは違った魅力がありました。 後に同じく陳腐化して販売台数が激減したフローリアンも補う形でと1.8リッターSOHCエンジンを搭載、ライバル並のエンジンラインナップとなります。 しかし、待望の新型車とはいえいすゞが全面開発したわけではなく、その後の後継車を開発する余力にも欠けていたため後が続きません。 1977年以降はヘッドライトを丸目から角目に、フロントをいすゞオリジナルデザインに変えてヘッドライトはまた丸目に、そして最後はまた角目にと、コロコロとデザインを変えながら1987年まで13年も作られました。 一応、1985年に2代目ジェミニがデビューしていたものの、搭載エンジンが間に合わず初代ジェミニも併売したため、2代目は「FFジェミニ」、初代は型式から「PFジェミニ」と通称されています。

ディーゼルエンジン搭載車やスポーツモデルZZもあり


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コメント:
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