不覚にも感心!痛車の作り方と復元方法に目からウロコ!

痛車とは何か?意外や車好き・走り好き多し!

そもそも痛車とは何でしょうか。 現在そう言われているものはアニメや漫画のキャラクターを車一面に貼りまくったイメージではないかと思います。 そうしたキャラクターものに嫌悪感を示してしまう人も中にはいますが、よくよく見ると何ということはない軽自動車やミニバンもあれば、セダンやスポーツカー、果てはスーパーカーまで…。 レーシングカーやラリーカーにだって痛車はありますし、走行会や競技会で見かけることも。 ちょっと待ってください。 どうしてそういったスポーツ走行のステージに痛車が出没するのでしょう? おそらくアニメ好きの「オタク」という点から誤解がありますが、基本的にオタクはそのキャラクターにのめりこむというより、好きなもので染め上げようという傾向があります。 つまり、車好きならその車を痛車にしますし、車好きの中には走り好きの人も少なくないのです。

痛車のルーツをたどれば、過去との共通点が見えてくる

ましてやモータースポーツの場は晴れ舞台ですから、走りのステージで自己表現を行う時、そのキャラクターと共にあるというのも重要な要素です。 痛車に乗る人たちは、そうしたキャラクターを好むのと同時に、車を、走りを大好きな人たちであることも多いのは、意外と知られていません。 そのルーツとして、レーシングカーと同じカラーリングやステッカーを貼るレースマニアと何が違うのでしょうか? あるいは、カスタムカーや愛する相棒たるトラック野郎が思い思いの絵や装飾を施していたのと、何が違うのでしょうか? 表現している物が違うというだけで、痛車のルーツは案外、トラックに書かれたアイドルや演歌歌手の劇画ですとか、レーサーレプリカ、そのあたりにあると私は考えます。 どちらも自分が支持するものを、車というキャンバスで表現していることには、何ら変わりが無いのですから。

痛車作ります!イメージしがちな全塗装

皆さんの中で痛車に嫌悪感を持つ理由のひとつが、「何でこんなもので異常にクオリティが高いんだ!」という苛立ちもあるのではないでしょうか? そう思えるほど、痛車のキャラクターやその背景・小物も含めたレイアウトは非常に優れていると言えます。 ある意味クオリティの低い「作品」は恥ずかしくて出せないのはどこでも同じなので、街やサーキットで堂々と走る痛車のクオリティが高いのは当然です。 それではどうやって作っているかと言えば、まずイメージしがちなのは全塗装でしょう。 どちらかといえばトラックにエアスプレーで劇画調やとてもリアルなアイドルの姿を描いていたのを、世代によっては覚えていたと思います。 スムージングしたハイエースやキャラバンのリアハッチにデカデカと工藤静香や松田聖子などを書いていたものもありましたよね。 一方、痛車でそうした「直接塗装仕上げ」はあまり無いかもしれません。 仮にあるとしても今どきは塗装の上から張り付ける「ラッピング」というものがありますので、貼る時は大変ですが、剥がして原状復帰はそう苦労しません。 そのキャラクターで別なイラストにしたい時、あるいはアニメを乗りかえる時など、簡単に切りかえられた方がいいですからね。 直接ペイントしている痛車というのは、案外少ないのでは無いでしょうか。

もっと簡単に!カッティングシートやマグネットもあり!

もっと容易な方法では、カッティングシートの切り貼りでキャラクターを作る手法です。 中には切り絵職人かと思うような高度な出来栄えもありますし、最初からキャラクターを印刷したカッティングシートを部分的に貼る手法もあります。 ドアなど継ぎ目の部分に関しては施工が容易ですし、文字の類もこの方が容易に貼り込めるでしょう。 ここで気づいた人もいるかもしれませんが、この手法はレーシングカーや競技車を作る手法と、そう変わりはありません。 それなりにメジャーなレースでも、レーシングカーに近づくとカラーリングは切って貼ったものが使われていて、遠くで見ればカッコイイというものも多いのですが、痛車は近づいて見るものですから、クオリティはそれ以上かもしれません。 そしてもっと簡単なのがマグネット! 諸事情によりイベント時以外は痛車にできない人でも、キャラクターその他を貼り込み、ちょっとやそっとで落ちない強力なマグネットシートを使っていれば、走っても簡単には落ちません。 安易なようですが、簡単に落ちないよう工夫し、車体の分割線に配慮して見栄えが破綻しないよう作られたマグネット痛車もまた、そのクオリティの高さに関心します。

痛車の見方が変わりませんか?

いかがでしょうか? 痛車なんて!と思っていた人でも、そのクオリティの高さや、ドレスアップ手法には感嘆し、取り入れた方がいい場所も多々あるとは思いませんか? しかも何たるスポーツカー率の高さ! 若者の車離れなどと言ってスポーツカー乗りがアッサリとスポーツカーを手放す中、そうして見放されたスポーツカーを一番支えているグループの1つが、こうした痛車好きなのは間違いありません。 街で痛車を見かけたら、キャラクターだけでなくその質感も観察してみてはいかがでしょうか? 苦労して仕上げた「作品」ですので、作り方など聞くと案外親切に教えてくれるかもしれません。 まら、実はチューニングも手を抜いていない場合もありますので、さらにビックリするかもしれません。

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