日産自動車は2022年5月20日に電気自動車「サクラ」を発表しました。
日産の軽自動車としては、初の100%EV車ということもあり注目が集まっています。
サクラは2010年の「リーフ」、2021年の「アリア」に続く第三弾として登場しました。
発表されてから、約3週間で受注1万1000台を突破しており、その注目度は高まってるといえるでしょう。
軽自動車初ということもあり、「どんな車なの?」や「航続可能距離はどれぐらい?」と気になる方もいるでしょう。
そこで今回は、日産「サクラ」のスペックや特徴について紹介していきます。
電気自動車サクラの特徴
サクラの特徴は、軽自動車ならではの小回り性能に加えて、力強い加速力、洗練されたデザイン、日常使いに十分な航続可能距離となっていることです。
最大195Nmのトルクを発揮するモーターを搭載しており、高速道路の合流や坂道なども無理なくスムーズな走行が可能となっています。
モーター構造の最適化とボディー後部の遮音性能向上を徹底的に行ったことにより、ロードノイズなどの騒音をカットしており、驚くほどの静粛性となっています。
しっかりと考えられたプラットフォームにより室内が広く居住性も考えられた車両となっているでしょう。
さらに、プラットフォームは日産デイズと同じになっており、デイズを作るときからEV車を作ることを考えており、サクラへの日産の本気具合が伝わってきます。
電気自動車サクラのスペック
サクラのスぺックについて下記の表で紹介していきます。
全長 | 3395 |
全幅 | 1475 |
全高 | 1655 |
乗車定員 | 4人 |
バッテリー | リチウムイオンバッテリー |
バッテリー総電力量 | 20kWh |
最高出力 | 47kW |
最大トルク | 195Nm |
航続可能距離 | 180km |
軽自動車特有の小柄なボディーサイズなので、街乗りに適しており小回りの利くハンドリングとなっているため、デパートなどの狭い道でも問題ないでしょう。
日常使いには十分な航続可能距離となっており、実用的だといえます。
最大トルク195Nmと力強い走行性能も兼ね備えており快適に運転できる事間違いなしです。
電気自動車サクラのメリット・デメリット
サクラのメリット・デメリットを紹介していきます。
メリット
・自宅での充電。
・軽自動車のためのりやすい。
・日常生活には十分な航続可能距離。
・電気自動車のため車内が静か。
・遮音性がすごい。
・購入時55万円の補助金がおりる。
・十分すぎるパワー。
デメリット
・グレードによっては車両価格が高額になる。
・ロングドライブには向いていない。
・補助金申請した受給者は保有期限がある。
サクラは日産が本気で開発してきたこともあり、デメリットよりもメリットのほうが多いと感じます。
電気自動車サクラがおすすめな人
サクラは自宅に充電環境があり、日常的に使う方に向いています。
航続可能距離が短いとの声がありますが、日常生活で使う分には問題ないといえるでしょう。
その代わり、自宅での充電が必須となるため自宅に充電設備を設けられるかが重要になってきます。
電気自動車が欲しいけど、運転が苦手という方にも向いているでしょう。
今までは、軽自動車の電気自動車がなかったこともあり購入をあきらめていたひともいるでしょう。
ですが、今回初の軽電気自動車となっており、さらに「プロパイロットパーキング」を軽自動車として初めて採用したことにより運転が苦手な方にも安心して乗れる車両となっています。
まとめ
今回は、電気自動車サクラの特徴について紹介しました。
サクラは、日産が本気で開発した車両ということもあり、電気自動車初の軽自動車とは思えない性能となっています。
軽自動車なのに、十分すぎるパワーを誇っており坂道や街中の運転でもその走行性能は軽自動車トップクラスといってもいいでしょう。
電気自動車はモーターが静かなため、ロードノイズなどの騒音が問題視されていましたが、遮音性能を向上させたことにより、静粛性が格段に上がっています。
補助金も55万円降りることで、180万円程から購入できEV車ではお手頃価格となっているため、一度購入を検討してみてもよいでしょう。
注目車両となっているため、納期待ちの可能性もあるので、購入の際はお早めにお近くのお店まで行くことをおすすめします。