トヨタには、似ている同士の車があります。
それが「アクア」と「ヤリス」です。
どちらも同じTNGA(GA-B)プラットフォームを使っており、サイズ感もほぼ同じ。
両車とも新型が出ていますが、実際どんなところが違うのでしょうか。
この記事では、新型「アクア」と「ヤリス」の比較を踏まえた魅力や違いなどをご紹介します。
トヨタのコンパクトカーの購入を検討している人は、ぜひ最後までご覧ください。
アクアとヤリスの仕様比較
まずここでは、両車の仕様比較をしてみましょう。
アクア | ヤリス | |
全長 | 4050mm | 3,995mm |
全幅 | 1695mm | 1,805mm |
全高 | 1455mm | 1,455mm |
ホイールベース | 2550mm | 2,560mm |
総排気量 | 1496cc | 1.618cc |
エンジンタイプ | 直列4気筒DOHC | 直列3気筒インタークーラーターボ |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン | 無鉛プレミアムガソリン |
エンジン最大出力 | 54kW(74PS)/4800rpm | 200(272)/6,500 |
エンジン最大トルク | 111N・m(11.3kg-m)/3600-4400rpm | 370(37.7)/3,000〜4,600 |
燃料タンク容量 | 36L | 50L |
モーター最大出力 | 45kW(61PS) | 59kW(80ps) |
モーター最大トルク | 169N・m(17.2kg-m) | 141Nm(14.4kg-m) |
サイズは両車ともほぼ変わらないですが、アクアの方が排気量は少なめです。
ヤリスも排気量は少ない方ですが、アクアの方が燃費が良いと言えます。
また、エンジン出力はヤリスの方が大きいので、アクアと比較したら加速性能が高いことがわかりますね。
アクアの特徴
次に、アクアの特徴をご紹介します。
主な特徴は以下の3つです。
・燃費性能が高い
・小回りが利きやすい
・ボディーカラーのバリエーションが豊富
それでは、順番に解説していきます。
燃費性能が高い
アクアは非常に燃費が良いと評判です。
カタログ燃費は33.6㎞/L~35.8㎞/Lと記載されており、世界でトップクラスと言われています。
走り方や頻度によっては、燃費に差がありますが、ガソリンを入れる回数が少なくできるのはとても魅力的です。
月々の維持費の負担が軽減できるので、ファミリーカーとしてもおすすめできます。
小回りが利きやすい
アクアは、日本でも屈指の人気を誇るコンパクトカー。
車体が小さいので小回りが利きやすく、フットワークが軽いのが魅力です。
狭い道での運転や駐車する際に、小回りの良さが際立つので、運転初心者の人におすすめできる車と言えます。
ボディーカラーのバリエーションが豊富
アクアのボディーカラーは、全部で9色あります。
豊富なカラーバリエーションも魅力の1つです。
特に人気なカラーが、シルバーメタリックで、ビジネスシーンやファミリーカーなどで幅広く使われています。
自分の好きな色が選べるのは、購入者からして嬉しいポイントでしょう。
ヤリスの特徴
次に、ヤリスの特徴をご紹介します。
主な特徴は以下の3つです。
・安定性がある
・上質なデザイン
・安全性能の高さ
それでは、順番に解説していきます。
安定性がある
ヤリスは、コンパクトカーで初めてトヨタの新プラットフォームTNGA (Toyota New Global Architecture)を採用しました。
これにより、無駄を徹底的に排除することに成功。
低重心化を実現でき、運転のしやすさ・操縦安定性をより高めたのです。
低重心の作りによって、コーナーを曲がる際の安定感は抜群です。
スポーティーな走りを実現したい人はもちろんのこと、運転初心者にもおすすめできるでしょう。
上質なデザイン
内外装ともに上質なデザインを演出しているのも特徴の1つです。
外装は、ステアリングホイールを小径化することでスポーティーな印象を強めています。
内装では、インストルメントパネルの質感を向上させ、上質な室内空間を実現したり、コンソールの幅を広くして収納スペースを充実させたりなど、細やかな配慮により使い勝手の良い快適な室内空間を実現しています。
よって、快適な乗り心地を味わえるでしょう。
安全性能の高さ
ヤリスは、最新の先進安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を標準装備しています。
これによって、ドライバーの駐車を安全にアシストしたり衝突の危険を回避または軽減させる効果があります。
ですので、事故のリスクを軽減でき運転に自信がない人でも安心して乗れるのが魅力です。