最近、新庄剛志さんが北海道日本ハムファイターズの監督就任になったことで、世間を賑わせています。
独特なキャラと選手の育成方針など、さまざまなことがニュースに取り上げられています。
中でも先日、日本ハムの「ファンフェスティバル2021」が札幌ドームで行われ、新庄剛志さんも参加したことが話題になっていました。
その中で最も注目を集めたのが、新庄剛志さんの登場シーンです。
なんと、球場内にランボルギーニ「カウンタック」で登場したのです。
これには世間を賑わせましたが、同時に「カウンタックってどんな車?」という声も上がりました。
そこで、本記事では新庄剛志さんが愛したランボルギーニ「カウンタック」の特徴や仕様について解説していきます。
新庄剛志さんのファンの方、カウンタックについて知りたい方はぜひ最後までご覧ください。
ランボルギーニ カウンタックとは?
そもそも、ランボルギーニ「カウンタック」とはどんな車なのでしょうか。
ランボルギーニカウンタックとは、イタリアの自動車メーカーであるランボルギーニが1974年から90年にかけて作ったスーパーカーです。
生産終了しているが、現在もランボルギーニといえばカウンタックと言われるほど、認知度と人気があった車でした。
生産終了してから40年近く経ちますが、今もなお多くの人から支持されている車なので、当時はインパクトが大きい車だったことがわかります。
ちなみに、新庄剛志さんは学生時代の頃に、プロ野球選手になってランボルギーニ「カウンタック」に乗りたいという目標を立てたそうです。
新庄剛志さんが惚れ込むくらい魅力的だった車といえるでしょう。
カウンタックの仕様
今は生産終了していますが、当時はどのくらいのスペックだったのでしょうか。
そこで、ランボルギーニ「カウンタック」の主な仕様をまとめてみました
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,140×1,890×1,070mm |
ホイールベース | 2,450mm |
最大乗車定員 | 2名 |
車両重量 | 1,065kg |
エンジン種類 | 60°V型12気筒DOHC24バルブ |
最高出力(kW(PS)/rpm) | 380PS /8000rpm |
最大トルク(N・m/rpm) | 365N·m/5000rpm |
駆動方式 | RWD |
トランスミッション | 5速MT |
スーパーカーということで、車体は低く2名が最大定員数となります。
仕様面の1番の特徴は、車両重量が軽くスピードが出しやすい点です。
その背景には、エンジン出力とトルクの数値が、当時の車では最高峰といわれていました。
つまり、回転力があり加速性能に優れていることがわかります。
カウンタックの特徴
カウンタックの主な特徴は、以下の3つです。
- 車体が低い
- シザードア
- パワフルな走り
それでは順番に解説していきます。
車体が低い
カウンタックは、とにかく車体が低いです。
スーパーカーは車体が低い傾向ですが、他の車と比較してもその低さはずば抜けています。
主なライバル車名 | 全高 |
フェラーリ 488GTB | 1,213mm |
ホンダNSX | 1,215mm |
上記表に記載のライバル車はあくまで一部ですが、カウンタックの方が圧倒的に車体が低いです。
車体が低いので、コーナーリングスピードが高く安定感のある走行性能があります。
一見、「人乗れるの?」と思う方もいますが、着座位置が低い設計になっているため背の高い大人の方でも不自由なく乗れます。
シザードア
カウンタックの1番の特徴とも言えるのが、シザードアです。
シザーとはハサミのことです。
つまり、カウンタックのドアはハサミのようなドアということになります。
ワイドなボディで横方向に開くドアでは場所を取りすぎてしまうことや、ドア前方を大きく開口させることができて乗り降りの際に足の出し入れが容易になるなど、実用目線でも役立つシザードアは、市販車としてはカウンタックが初採用。
ボディのフォルムだけでなく、ドアを開くだけでもインパクトが抜群といえるでしょう。
パワフルな走りを実現
当時のカウンタックは、フェラーリ365GT4/BBと並ぶほどパワフルで速い車といわれていました。
なんとその速さは、最高速度300km/hちょうどでした。
今でこそ最高速度300km/h以上出す車は増えましたが、当時は本当に珍しかったのです。
馬力がすごいので加速性能に優れているのも魅力的でしょう。