WRC・パリダカのDNAが込められた、三菱「ラリーアート」の魅力とは?

 皆さんは「三菱・ラリーアート」というブランドをご存じでしょうか? 三菱・ラリーアートは三菱のワークスチームとしてWRCやパリ・ダカールラリーといったレースに参加し、多くのタイトルを獲得しました。

 また、三菱の市販車の高性能グレードの名称としても知られています。

 今回はそんな三菱・ラリーアートの魅力や、中古車情報についてお伝えします。

そもそも、三菱・ラリーアートとは?

 「ラリーアート」と一口に言っても、そこには2つの意味が存在します。


(出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E8%8F%B1%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%83%BCWRC)

 1つは三菱傘下の企業名を指します。三菱・ラリーアートは1984年に設立された三菱の子会社で、三菱のモータースポーツ活動全般を担当していました。
 専属ワークスチームとしてパリ・ダカールラリーやWRCなどの世界最高峰のレースに参戦し、数々の輝かしい実績を残しました。レースでの華々しい活躍を見せる一方、カスタムパーツの開発・販売やプライベーターへの部品、技術支援など、幅広く活動していました。
 

2つ目の意味として、三菱の市販車に設定された高性能グレードに与えられた名称があります。数々のタイトルを勝ち抜いてきた歴戦のブランドだけに、そのネームバリューは強大なものでした。後述しますが、三菱の市販車のいくつかには、よりスポーティーにカスタマイズされた「ラリーアート」のグレードを名乗るモデルが誕生しました。
 元々モータースポーツ活動を行う子会社で、市販車のスポーツモデルの名称にもなったという点で、日産の「NISMO」やトヨタの「GAZOO racing」のような存在と言えるでしょう。

ラリーアートグレードの魅力

 ここでは三菱の市販車に設定されたラリーアートグレードの魅力についてお伝えします。

⓵走りを追求したスペック

 過酷なレースで培われた技術が組み込まれたラリーアートグレードは市販車ベースながらもチューニングされたエンジンや、より強固に改良された車体などの改造が施されたことで、走りに特化したモデルとなっています。
 また、性能面だけでなくパーツ一つ一つがスポーティなので、見た目がアグレッシブになっていることも魅力の一つです。

②実用性が高い

 内外装ともにスポーティな点が魅力であることは前述の通りですが、一方で実用性も兼ね備えている点も魅力の一つと言えます。
 ベースとなった市販車の多くは大衆車として活躍している車が多いので、積載性も高く、日常遣いしやすいところが街乗りユーザーとしては嬉しいところです。
 また、ラリーアートグレードの大半がMT以外にCVTやATの設定がある車種なので硬派過ぎる事もなく、気軽に走りを楽しめる事も魅力的なポイントです。(逆にMTの設定が無い車種もありました。)

ラリーアートを名乗った車たち

 では、実際にラリーアートグレードが設定された車種について3種をピックアップしてご紹介します。

ランサー ラリーアート

ランサー」と聞くと、「ランサーエボリューション」のイメージが強いですが、市販車より少しスポーティな位置付けとして設定されていたのが2004年発売の「ランサー ラリーアート」です。
 完全な戦闘モデルであったランサーエボリューションと比較すると少し大人しい見た目でしたが、最高165馬力を発生させる1.8Lのターボエンジンを搭載していたほか、ローダウンサスペンション、16インチタイヤ、専用アルミホイール、大型バンパー、リヤスポイラーなど、より高い性能を求めたモデルとなっていました。
 内装もスポーツベースに改良され、ドライビング時に高いホールド性を発揮するRECARO社製のシートが前席に取り付けられていました。
 余談ですが、ランサーラリーアートにはセダンタイプとステーションワゴンタイプの2種類が設定され、自分の好みによってタイプを選択できることが魅力の一つでした。

ギャランフォルティス ラリーアート

 2008年に発売された「ギャランフォルティス ラリーアート」は前年に発売された「ギャランフォルティス」をより走りに拘りを持たせたモデルであると言えます。
 見た目はランサーエボリューションⅩとそっくりで、ぱっと見た感じでは見分けがつかない程です。
 エンジンは、ランサーエボリューションが積む「4B11型」を少しマイルドに仕上げた仕様が搭載され、240馬力を誇っていました。また、駆動方式はこれまたランサーエボリューションと同じ、フルタイム4WDを採用して安定感のある走りを実現しました。

コルト ラリーアート

画像③ (コルト ラリーアート)
 三菱が作ったコンパクトカー、「コルト」にもラリーアートグレードが設定されていました。当初設定されたモデルは、2004年発売の「コルト ラリーアート」です。一般的なコルトの高スペックモデルとして設定されていましたが、見た目はベースモデルそっくりで、またトランスミッションもCVTのみの設定となっており、比較的大人しいモデルであったと言えるでしょう。
 その後、2006年に更なる強化バージョンとして「コルト ラリーアート バージョンR」が登場しました。エンジン出力が154馬力にパワーアップされただけでなく、ボディへのスポット溶接の箇所がより多くなったことで剛性も強化されました。足回りもより硬くなり、ハンドリング性能も向上しました。
 そして、見た目もかわいらしいコルトとは打って変わって前後のエアロパーツ、オーバーフェンダー、エアアウトレット装着のボンネットが装着されたことで、かなり攻撃的な見た目となっています。

ラリーアートの中古車情報

上記3台の中古車の状況についてお伝えします。「修復歴無し、保証付き、走行距離10万キロ以内、車検残あり」の4つのポイントを条件に検索した結果をお伝えします。
(今回は「グーネット」を用いて検索しています)
 初めに、「ランサー ラリーアート」についてです。検索の結果、ワゴンとセダンを合わせても3台しか見つかりませんでした。 
 しかし、3台とも上記4つのポイントを満たしつつも値段も最高で55万円と、安くて状態のいい車が多いことが分かります。
 よって、中古車市場に出回っている数は少ないですが、かなり安くかつ状態の良い車に出会いやすい車種であると言えるでしょう。
 「ギャランフォルティス ラリーアート」については、条件を満たす車両は値段が105万円から233万円とかなりばらつきがあります。走行距離が5万キロを切るような極端に低い場合だと200万円近い値段になりますが、10万キロ付近となると100万円から130万円で求めることが可能です。

 「コルト ラリーアート バージョンR」は数多くの車両が市場に出回っており、中でも上記の条件を満たす車両は28件見つかりました。値段はギャランと比較するとかなりお手頃で、多くの車両が60万~80万円台で購入することが可能です。極端に走行距離が少ない車体だとしても、150万円以内に収まっています。

まとめ

 今回は三菱・ラリーアートの魅力や車種、中古車の情報をお伝えしました。レースで活躍したマシンのスピリットが込められた車はあなたのカーライフをより刺激的なものにしてくれるのではないでしょうか。

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