【ホンダ ジェイド RS】乗り心地に特化した車、購入前の気になるポイントとは?

ホンダジェイドRSはホンダが中国をはじめとするアジア市場を主眼に開発したミニバン。

昨年6月に1.5リットル直噴ターボのRSととして発売されました。

乗り心地に特化し運転しやすい仕様になっているホンダジェイドRS、今回は気になるポイントをまとめました。


「ジェイドRSの特徴」

https://www.honda.co.jp/JADE/

オデッセイとストリームを統合したホンダ ジェイド

ホンダ ジェイドはオデッセイとストリームを統合した位置づけのクルマとして2013年に登場しました。

ただし、最初は中国市場向けに、中国で製造販売が行われていました。日本国内に登場したのは2015年になってからのことで、日本向けのホンダ ジェイドは日本で製造されています。

日本国内向けのエンジンはハイブリッドのみ、またシートは3列シート6人乗りのみの販売となっています。

スポーツタイプ「RS」

https://www.honda.co.jp/JADE/

ホンダ ジェイドRSは、スポーツグレードとして少し遅れて登場しました。

パワートレインはハイブリッドではなく、最高出力150ps(110kW)/5500rpm、最大トルク20.7kgf・m(203N・m)/1600-5000rpmを発揮する1.5リッターVTECターボが搭載され、トランスミッションには7スピードモード付きのCVTが採用されました。

足回りのセッティングもハイブリッドとは異なり、姿勢変化が小さく、フラット感のあるスポーティな走行を可能としています。

見た目もスポーティ

ホンダ ジェイドRSは外観でもさりげなくハイブリッドとの差別化を図っています。

たとえば、RSのエンブレムが付き、フロントグリルはメッシュタイプに変更、17インチアルミホイールは精悍なデザインとなっています。

内装も、赤いステッチが入ったブラックシートなどが用意され、かなりスポーティが雰囲気に仕上がっています。

 

「ホンダ ジェイドRSの歴代モデル」

ホンダ ジェイドRSの歴代モデル

ホンダ ジェイドRSは初代モデルであるために歴代モデルは存在していませんが、オデッセイの「アブソルート」やストリームなら「RSZ」のように、ホンダはミニバンであってもスポーツマインドを忘れていませんでした。

これまでジェイドにはそのようなスポーツグレードがなかったために、「RS」の登場を心待ちしていた人もいたことでしょう。

タイプRの次に来るモデル

ホンダのスポーツグレードで最もホットなのはタイプRですが、その次に位置付けられるのがこの「RS」です。他に「RS」を冠するのはフィットくらいです。

注目の1.5L VTECターボエンジンは、2.4Lエンジンに匹敵するパワーを有しており、ハイブリッドよりも力強い走りが可能です。

特に低速域でのトルクを太くしているために走り出しの加速はかなりパワフルで速いです。

「中古車価格について」

ホンダ ジェイド の中古車価格相場について

ホンダ ジェイドの中古車価格相場は、145万円~264.8万円で推移しています。

2015年に登場してまだ1年半あまりなので、中古車価格が落ち着くまでもうしばらくかかりそうです。

走行距離が1万キロ以下のコンディションが良いクルマも多いので、新車に近い状態のクルマを格安で購入したい方にはおすすめです。

ホンダ ジェイドRSの中古車 ホンダ ジェイドRSは玉数が少なく、全国で20台前後しか出回っていません。

ただ新車価格が250万円に対して、200万円を切る価格を付けている場合もあり、もし見つけることができれば大変お買い得です。

ただ、年式の割には走行距離が多い傾向があるので、走行距離は要チェックです。

走行距離の限度は、1年1万キロをひとつの目安に考えると良いでしょう。

 

「グレードは1種のみ」

ホンダ ジェイドRSのグレードは1種のみです。

選ぶことができるのは、ブラックかブラウンの内装色となります。

どちらもサイドの張り出し部分と座面、背もたれのデザインが異なるコンビシートとなっており、ブラウンは大人の雰囲気を、ブラックは赤のステッチがさらにプラスされ、スポーティさを演出しています。

内装はいつも目にし、肌に触れる部分ですので重要なポイントです。

燃費性能について

JC08モード燃費は18.0km/Lを実現し、ハイパワーと低燃費を両立しています。

平成32年度の燃費基準及び平成17年排出ガス基準75%低減レベルを達成しています。

ちなみにハイブリッドの燃費は25.0km/Lです。

ハイブリッド車と比べると燃費性能では劣りますが、パワーやトルクでは大きく上回ります。

維持費について

実質的な燃費は13~15km/Lとし、月額走行距離を1万キロ、ガソリン代がリッター125円とすると、月々のガソリン代は、約8,000円~9,500円前後になります。

ターボエンジンですがハイオク仕様ではないので、ガソリン代の負担が少ないのはありがたところです。

自動車税は34,500円、車検時の重量税は減税対象となりますが、減税額は年々見直されています。

 

「ついていてほしいオプション」

安全性を求めるなら

安全性を求めるなら、価格の割に便利なのが後方カメラです。

工賃含めて約3万円ですが、後方の視界が驚くほど広がり、大変便利です。

またフロントカメラを搭載することでリアカメラ同様に視界が大きく広がります。

価格は4万円ですがあると便利です。予算に余裕があるのならセット購入がおすすめです。

走りの質を求めるなら

走りの質をさらにアップしたい場合は、105,840円でサスペンションを交換することができます。

標準装備のサスペンションを取り外して装着することになります。

インテリアでは42,120円で上質なフロアカーペットを購入することができます。

フロアカーペットは必ず装備することになるので、上質なものがおすすめです。

標準タイプでも35,640円するので価格もそれほど大きく変わりません。

「まとめ」

ホンダ ジェイドRSは6人乗りという機能性の高さと、エンジンをハイブリッドから燃費とパワーを両立した1.5L VTECターボエンジンに変え、サスペンションも専用チューニングが施されたモデルです。内外装にも手が加えられスポーティさを演出しています。

車両価格はハイブリッドよりも20万円近く安く、お買い得モデルという位置づけでもあります。

ハイブリッドほどの環境性能を求めないのなら、ホンダ ジェイドRSはおすすめです。

なお、乗り心地はハイブリッドとは異なるため、実際に試乗して確認することをおすすめします。

 

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