長期保存できる食料は被災した際とても活躍してくれます。乾パンなどを備蓄しておけば空腹を満たすことができます。また水を多めに備蓄しているときはカップラーメンなども作れます。缶詰を備蓄していれば乾燥した食べ物では味わえない料理の味を堪能できます。ただお腹いっぱいになるのを目的に長期間同じものを食べるのも体が拒否する場合があるので、少しレパートリーを増やしておくことをおすすめします。(筆者が被災したときはコンビニやスーパーから塩分強めの食べ物がなくなり、菓子パンなど甘い食品が残っていてしばらく甘いもの中心の生活で辛かったです。)
ガソリン


車に避難する場合一番備えておくべきものです。日頃から常にガソリンを入れておく習慣を身につけていれば万が一の時にも対処できます。ガソリンは車に避難する際の生命線です。ガソリンさえあれば電気を使用できて暖を取れるので過酷な状況下での生活レベルを上げてくれます。また水が普及する速さは土地によってさまざまで、早い段階でライフラインが普及する場所もあれば困難な場所もあるので移動して物資を手に入れたり、被害の少ない地域へ移動して普及を待つなどガソリンさえあれば臨機応変に対処できます。
備えでは乗り越えられない壁
車で生活していたり、その他の場所で避難していても、どんなに備えていても超えられない壁というものが存在します。そんな超えられない壁を知っておくことで万が一被災した時の行動に余裕が生まれてくると思います。
トイレ

携帯用トイレと言っても一つ一つの大きさがそれなりに大きいので、余裕を持って何十回分用意するといったことは難しいです。また水が止まっていたりすると使用できるトイレも限られてしまいます。避難所には仮設トイレがありますが、インフラの普及が遅れて避難期間が伸びたりすると使用できなくなってしまったりするリスクが発生することが考えられます。
お風呂

お風呂に毎日入るのは日本の文化で日々の習慣なっています。しかしインフラに障害が起きてお風呂に長期間入れなくなった時、毎日お風呂に入っている人に掛かるストレスはとても大きなものです。もしガソリンに余裕がある場合は少し離れた被害の少ない場所にある銭湯へ行くなどして体を洗うことで心もさっぱりできます。水が無くても体を拭いてケアできるものを備えておくといいかもしれません。
水

水は生きていくのにとても重要で現代の生活では当たり前の存在です。しかし、被災すると水がどれほど貴重なのか身に染みて感じられます。川へ行けば水が手に入りますが、川の少ない都市では1リットル集めるのも困難です。井戸があれば水を汲めますがあまり頼り過ぎても枯れてしまいます。