愛車選びに役立つ!!クリーンディーゼルについて知って、愛車選びの選択肢を増やしましょう。
昔のディーゼルエンジンとは全く違うものになっています
クリーンディーゼルエンジンが流行る前のディーゼルエンジンと言えば、黒い排気ガスが出て振動や音が凄いエンジンというイメージであまり良いと思われていませんでした。
しかし今では環境に優しく、燃費もよく音も振動も静かという以前とは全く違うエンジンとして生まれ変わりました。
◆ガソリンエンジンとディーゼルエンジンどう違うの?
ガソリンエンジンはスパークプラグを使い燃料を燃焼させてエンジンを動かすのと違い、ディーゼルエンジンは燃料を自然着火させる為に、圧力をかけてエンジン内部を高温の状態にします。
そしてガソリン車はガソリンを使用しているのに対し、ディーゼルエンジンは軽油を使用します。
◆ディーゼルエンジンのメリットは?
ディーゼルエンジンのメリットはガソリン車よりも燃費がよく、使用している燃料が軽油の為燃料代が安くなります。
そして低回転からのトルクがガソリン車よりもある為昔からトラックなど重い荷物などを運ぶ用途にはディーゼルエンジンが選ばれてきました。
さらにディーゼルエンジンは自然着火をさせる為に一つ一つのエンジンパーツを太くして耐久性を高める必要性がある事からガソリンエンジンよりも頑丈に出来ています。
そしてCo2の排出量が少なく環境に良い所がディーゼルエンジンが新たに注目される一因となっています。
◆ディーゼルエンジンのデメリットは?
昔に比べると改善されていますが、ディーゼルエンジンの構造上ガソリンエンジンに比べ騒音や振動が大きくなります。
こちらも構造上の問題になりますが、燃料が均一に燃焼されない為にPMやNoxが発生しやすいという特性があります。
もう一点のデメリットはディーゼルエンジン車の方がガソリン車よりも販売価格が高いという事です。
前述したようにディーゼルエンジンは高圧力のエンジンの為にその分エンジン自体が大きくなってしまい、その結果パーツの価格が高くなって車体価格が高くなってしまいます。
いかがでしたか。
最近人気となってきたクリーンディーゼルはまだまだ改良が必要な点もありますが、燃費の向上、環境に対しての配慮を考えるとガソリン車ではなくてディーゼル車を候補にするのもいいかもしれません。
さらにクルマは一度購入すると長く乗るという事を考えると燃費の良さも考慮出来ます。
もし現在ガソリン車の購入を考えている方はもう一度ディーゼル車も候補に入れて考え直してみてはいかがでしょうか。