車を買う人必見!車のいらない機能とオプションについて知っておこう

近年、自動車の技術は目覚しい速度で進化しています。徐々に完成していく自動運転に向けての技術や先進安全装備の衝突被害軽減ブレーキ、さらには水素を燃料として走る燃料電池車など様々な広がりを見せる新技術には目を見張るばかりです。しかし、そういった新技術の大半が私たちの生活を豊かにしてくれる便利なものですが、中にはよく考えるとその機能いる?と思ってしまうような技術もあります。車を買うというのは多くの人にとって人生でも最も高い買い物の一つでしょう。せっかく高いお金を出して買ったのに買った後で、実際に日常生活で使ってたらこの機能全然いらなかった!と後悔してしまってはお金の無駄遣いですし車を手に入れた高揚感も台無しです。そこで、事前に自分にとっていらない機能、オプションを知っておきましょう。

いらない車の機能

それでは今回の本題、よく考えるとそれ要らなくない?と思う機能について紹介していきたいと思います。しかし、いらない機能といってもその機能がいるのか、いらないのかは人によって変わります。ごく少数でもいる人がいるからこそ開発されているわけですから。ここで紹介するいらない機能というのはあくまで個人的な意見ということを承知の上でご覧いただけると幸いです。

アイドリングストップ

3.4年ほど前から登場したアイドリングストップは赤信号や渋滞、または速度が減速時に15km/hほどとなるとエンジンが停止し燃費の向上を計るという機能です。登場した当初は燃費が良くなるというのを売りにしていたものの、実際のところ街を走っていても燃費はそこまでよくなっていません。むしろ悪くなっていたなんてこともあります。また、毎回毎回エンジンを止めた後再始動しなければならず、その度にバッテリーを使って再始動をするため、バッテリー劣化のスピードが速くなってしまうことも。さらに、車のエアコンはエンジンで生み出される動力を使って車内を冷やしているためアイドリングストップによってエンジンを停止している間はエアコンが使えません。これは近年どんどん加速していく夏の暑さには天敵ですね…。もちろんメリットもないことはないのですが、これらのデメリットが大きいためアイドリングストップ搭載車を買った後でもアイドリングストップ機能を停止する人もいるほどです。買った後に止めるくらいなら最初から買わないほうが賢明でしょう。

パドルシフト

パドルシフトは最近のAT車に多く付いている装備で主にハンドルの後ろについています。AT車は普段自分でシフト操作をしなくてもシステムが自動でシフトチェンジしてくれるのですが、このパドルシフトを使うことによって自分でシフトの操作をすることができます。これは例えば山を下る時であったり、街中を走っている時のちょっとした気分転換に役立ちます。しかし、そもそもAT車を買う人ってシフトの操作をしなくて良いからAT車を買うわけですから、パドルシフトが付いていても結局たまに使うだけで終わってしまいます。たまーにお遊び程度でカチャカチャやるぐらだったら別に最初からなくてもいいとは思いませんか?そっちの方がお金もかからなくて済みますし。

スマートキー

スマートキーとは無線式の鍵で、鍵をポケットや鞄から出さなくても、車の近くに行けばドアノブに触るだけで開錠をしてくれるというものです。確かにスマートキーはいちいち鍵を出す手間が省けるし、エンジンもボタンを押すだけで始動するようになるので楽チンです。しかし、このスマートキーには安全の面で問題があります。これは今回の本題の、よく考えたらいらないという考えからは逸れるのですが、スマートキーはその性質上無線の電波を使っているため車の鍵を盗むことなく車を盗むということができてしまいます。最近になり、そういったスマートキーを狙ったリレーアタックという車両盗難が流行っています。車両の鍵を盗むのではなく、1人が違法な機器でスマートキーから発せられる電波を中継し、その電波を車両の近くにいるもう1人が受信することで車はスマートキーが車の近くにあると認識してしまい、ドアを開錠してしまうのです。エンジンをかけるのにも鍵が必要ないため、車は簡単に盗まれてしまいます。このようなことにも注意しなければいけないため、スマートキーはよく考えるといらなくない?というよりかは、安全面を考えて検討したほうが良さそうです。

ジェスチャーコントロール(BMW)

こちらはBMW限定になるのですが、BMW車に用意されている機能としてジェスチャーコントロールという、ナビの前で手を動かすことによって音楽の音量を操作できたりスキップしたりできる機能があります。運転中にわき見をすることなくナビを操作できるとうたわれていますが、最近の車はハンドルに操作ボタンがついています。それで良くないでしょうか。こちらは、車種によって標準かパッケージオプションでの用意か異なりますが、オプションの場合はレーザーライトやヘッドアップディスプレイなどと合わせて約22万円になります。

そのオプション要りますか?

続いては、車の機能ではなく車を買う際に自分でつけるかどうかを決められるオプションについて、いらなくない?というものを紹介していきたいと思います。オプションは機能と違い、各メーカーや各車によりかなり異なるので一概に「こういうのが全部だめだ」とは言えませんがオプションを決める際に自分に必要かどうかを考える参考になればと思います。

スペアタイヤ

最近では昔に比べてスペアタイヤを乗せる車は減少している方だとは思いますが、それでも依然としてスペアタイヤを乗せる車の数は少なくありません。タイヤの技術も他の車の技術同様進化しており、現在のタイヤはスペアタイヤが必要なほどパンクしやすくはありません。さらにはパンクを絶対にしないエアレスタイヤなどの開発も進んでいます。スペアタイヤを乗せるとなるとタイヤ一個でも相当な荷物スペースをとります。重量も人ひとりでは持ち上げるのが困難なくらいあるので、常にその重さを乗せるというのも燃費を悪くしてしまう原因にもなります。こうして考えるとスペアタイヤを乗せるには少々リスクと対価があってない気も…。

サンルーフ

サンルーフは多くの人が一度は付けたいと思ったことがあるのではないでしょうか。しかし、実際に付けてみて最初の頃は頻繁に使うでしょうが、しばらく経つと飽きが来てあまり使わなくなるでしょう。サンルーフはオプションの中でもかなり高いものになってくるので時間が経つと使わなくなるというのは避けたいですね。しかし、喫煙をする方などはサンルーフは非常に強く換気ができるので付けていても損はないでしょう。

フォグランプ

フォグランプというのは霧が多い時などの悪天候時に点灯し視界を確保するライトのことです。ここまでの説明でもうわかる通り、霧がそれほど多く発生しない地域には必要ありません。ほとんど使わないのに1〜2万円ほどするので地域によりますが、ほとんどの地域でつけない方がお得でしょう。日常生活でしか車を使わないならなおさらです。

マッサージ機能

その名の通りドライブ中に肩や腰などをマッサージしてくれるというマッサージ機能ですが、よく考えてみてください。確かに遠出をする時のロングドライブにはマッサージは疲れをとってくれるとてもありがたい機能かもしれませんが、日常生活でちょっとそこまでという時に使うでしょうか?もちろん使う人もいると思いますが、いちいち付けるのがめんどくさい人もいるでしょう。そのような人はマッサージ機能と聞いてすぐに着けようと決めるのは少々早計かもしれません。

自分に必要なのかを考えよう

ここに挙げている機能やオプションは決してすべて無駄というわけではありません。しかし、オプションは安いものでも1万、高いものだと10万ほどするものもあります。一応つけといたらいいかという風にディーラーの人に言われるがままつけてしまうとあっという間にプラス20万30万といってしまいます。自分の車を買う際にはその機能が自分にいるのかどうかを慎重に見極めないといけません。

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