あるオークション・ハウスで驚きの値付けが!
これまで製造された車の中でも、もっとも伝説的なクラシックカーとも言える車が来月12月にニューヨークで開催されるオークション「RM Sothebys’ Driven by Disruption」に出品されることが決まりました。
その伝説的なクラシックカーとは1939年にニューヨーク世界博覧会でお目見えした、ブガッティ・タイプ57C 「アトランティーク」です。アトランティークはその洗練された外見だけでなく、機能面でも大変優れていました。 160馬力を有するDOHC直列8気筒エンジンを搭載していたのです。
1938年当時に製造された車としては疑うまでもなく素晴らしいパワーを出しており、恐らくそれが、57Cが10数年の長きに渡りレーシングカーとして活躍していた理由でしょう。そしてこの非常に希少なブガッティは、これまでに32台しか製造されなかった上に、今回のように全てがアルミ製のモデルは12台しか製造されませんでした。2013年にも1937年式のタイプ57C「アトランティーク」がカリフォルニアでのオークションに出品され8.5億円を付けました。しかし、今回出品される車両については、以前のものより状態が良いとされていて、10億円に達するのではないかと噂されています。
新品のヴェイロン6台分もの価値があるブガッティ・タイプ57C 「アトランティーク」。一度この目で見てみたいものですね。
元記事URL : http://www.carbuzz.com/news/2015/10/31/Is-This-Old-Bugatti-Really-Worth-The-Price-Of-10-New-Veyrons-7729990/