ランドローバーっぽさを強調したCGを、アーティストが公開
先日、ついに生産を終了したランドローバー「ディフェンダー」
同社では、皆に愛されたあのディフェンダーの後継モデルとなるSUVを、2019年までに発売するとしています。
しかしそれはまた、市場からの高い期待に応えなくてはならないという、重責を担うクルマでもあります。
ディフェンダーの伝説を受け継ぐ任務だけでなく、あの機動性と強靱さを兼ね備えたものでなくてはならないわけです。
果たして、その後継車とは、そうしたニーズを満たす仕上がりになるのでしょうか?
答えは「Yes」でしょう。
今からすると半世紀も前に設計され、最後に行われたモデルチェンジからもすでに25年という、化石のようなモデルだったディフェンダー。
我々も、開発陣があのエッセンスをそのままに、新型モデルを造り出してくれるものと確信しています。
では、一体どんなルックスで登場するのか?それが問題です。
2011年のフランクフルトショウで、ランドローバーは「DC100」というコンセプトモデルを公開しています。
このデザインを基にして、才能あるデジタルアーティストたちが、ディフェンダー後継車にふさわしい光景をCGで作り上げました。
どんな情景があるか、確認してみましょう。
ミリタリー的なシチュエーション? なるほど!
暴動の鎮静シーン? わかる、わかる!
ウェルシュコーギーの愛犬を連れた、英国女王との逃避行?? ほぉ!?
こういった具合で、とにかくディフェンダーならやっていそうなことを、レンダリングに描いてくれました。
これまでのディフェンダーを多少新しく見えるよう、化粧直ししただけで、見事にその世界観が表現されています。
さて、ランドローバーのデザインディレクターを務めるジェリー・マクガヴァン氏は、実際のディフェンダー後継車については、コンセプトカーのDC100に若干似たものになると述べていますが、それ以上の詳細はまだ不明です。
それでも、イマジネーションの世界でたわむれるのは楽しいものです。
しかも、この想像図は叙事詩的にも映るものです。
まさに、「あの武勇伝を未来に」という雰囲気が感じられますよね。
そんな訳で、ここにご紹介するCG画像を提供してくれた、自動車情報サイト『CarWow』の皆さんに、盛大な拍手を送りましょう!