今回修理を行った車は、平成22年式のプジョー 308GTi 型式ABA-T75FYです。
純正のナビではなく、社外のエクリプスのHDDナビAVN660HDが付いていたのですが、段差を走行した際に音が途切れ全く音が出なくなる時があるとのことで入庫しました。
調べてみたところ、原因はナビの裏の配線の接触不良によるものでした。
輸入車の電装系は他の箇所にも連動していることが多く、修理してる最中に他の箇所のチェックランプが点灯したりリセットをかけなければいけない場合があるので、基本的にはプロがいる整備工場に依頼しましょう。ただ、整備工場で工賃払ってやってもらうのはもったいない、愛車は自分で修理するという方は今回の作業内容を参考にしてみてください。
※こちらの作業内容は整備を保証するものではありませんので、あくまでも参考程度にご覧ください。
プジョー 308GTiのよくある故障
今回修理でお預かりしたプジョー 308GTiは、平成20年~平成26年の間で生産されたモデルの車両になります。このモデルの特徴はパノラミックガラスルーフで、大きいガラスルーフが開放感を演出しドライブをより楽しくしてくれます。
ただ、この特徴的なガラスルーフは問題ないのですが、ガラスルーフの内側にあるサンシェードが壊れやすいのです。シェードが半分しか出てこなかったりユニット自体が壊れることもあります。ユニットまで交換となってしまうと、なんと20万円以上の費用がかかります。
それに加えて多いのが、窓が上がってこない故障です。レギュレーターのワイヤー外れてることがほとんどの原因ですのでサンシェードほど高額な修理費用は請求されませんが窓が閉まらないと困りますね。
しかし多く見られる修理はこの2点だけで、一般的に「プジョーは壊れやすい」というイメージを持っている方が多いですが意外とトラブルは少ないモデルなのでオススメです。

今回のナビの故障修理作業
今回はまず、原因特定のためパネルを取り外しナビの裏側の配線の確認しました。その後不具合の原因は配線の接触不良と判明したのでカプラーを一度外し、接点復活剤を吹き付けて元に戻して作業完了しました。
作業手順
①まずはマスキングテープなどで養生します
インパネは傷つきやすく内装剥がしで誤ってガリっといかないように、パネル周りをマスキングテープや養生テープでしっかり養生してから取り外し作業を行うようにしましょう。
⓶灰皿を取り外します
上の部分を軽く押しながら引っ張ると簡単に取ることができます。
③灰皿の下にある小物入れを取り外します
灰皿の下の小物を入れは、ネジなどで固定されていないので簡単に引っ張り出せます。
④ネジを取り外していきます
小物入れの裏についているネジを取り外します。ネジの頭は輸入車に多いトルクスのT20で、奥の方に2箇所とまっています。長いトルクスドライバーがないと届きません。
⑤エアコンのコントロールパネルを外します
エアコンのコントロールパネルの外側の枠を内装剥がしを使って外した後、出てきた2本のネジを外しその後コントロールパネルを外します。
コントロールパネルは先程と同様にT20のトルクスで4箇所とまっています。
今回の故障の原因は接触不良でしたので、各カプラーに接点復活剤を吹きかけて症状は改善しました。
あとは、取り外した部品を順番に戻していけば作業終了です。
今回使用した工具
昼間の作業でしたが、小物入れの裏のトルクスが暗くて見えなかったためペンライトを使いました。
接点復活剤はワコーズのドライタイプがとてもおすすめです!