【トヨタ ハリアー vs SUV人気車種】特徴、価格、サイズを徹底比較!!

こんにちは。寒い冬が本格化し、北海道や日本海側の県など寒い地方では雪が降り出している場所も多くなってきました。そんなときには雪に強いSUV車が欲しくなりますよね。今回はそんなSUV車の大人気車種の一つであるハリアーと同クラスのSUV人気車種を比べてみたいと思います。

ラグジュアリーでかっこいい大人気のハリアーに対して、他のSUVとどのような違いをしているのか必見です!

トヨタ ハリアーとは?

もしかしたら、この記事をご覧になっている方であればハリアーの説明は不要かもしれません。しかし、この記事で他車と比較するため一旦情報を整理しておきましょう!

ハリアーとはトヨタが販売しているSUVです。現在モデルは2013年から発売されており、2017年にモデルチェンジを果たしました。発売から4年でマイナーチェンジも行ったばかり、なおかつ現行車の販売が好調なことからも新型が発売されるのはもう少しあとになるでしょう。次のモデルではまだ採用されていないトヨタのプラットフォームであるTNGAが採用されると思われるため、さらなる乗り心地の進化が予測できます。

日本車では珍しくエンジンの選択肢が多く、2リッターNAエンジン、2Lターボエンジン、2.5Lハイブリッドとディーゼルエンジン以外のエンジンであれば選択できる車種となっています。

私が乗った際に感じたのは一番の売れ筋である2リッターNAエンジンでは若干の力不足を感じるところがあり、ターボエンジンもしくはハイブリッドの購入をおすすめします。

2LNAエンジンでは実燃費で12Lとなっており、ライバル車のハイブリッドエンジンやディーゼルエンジンを搭載した車ほど低燃費ではありませんが、このクラスのSUVとしては良い燃費と言えるでしょう。

実売価格では350万円〜となっており、値段的には”少し背伸びした高級車”といった感じでしょうか。

ハリアーの魅力といえば

  • SUVと感じさせない高級感があり流れるようなフォルムを描いている外観
  • 前席、後席どこに座っても感じられる高級感のあるインテリア
  • トヨタの誇る安全装置のフルバージョンが装置されている
  • 高いリセールバリュー

この4点ではないでしょうか?

実際に、女性からモテる車といえばハリアーと言われることも多く、それだけ外観や内装が優れているという車なのがハリアーです。

私の友人がハリアー所有しており乗る機会がよくあるのですが、手の触れる部分(ハンドル、取っ手、肘置き、シートなど)に高級感を感じる革素材を利用しており、良いものに乗ってるなと感じます。そして、同時にこのような車が350万円から乗れるのであれば、コストパフォーマンスも高いなと感じます。

また、トヨタの誇るセーフティーシステムである『Toyota Safety Sence』の最上位版である『Toyota Safty Sence P』が装着されています。自動ブレーキはもちろんアダプティブクルーズコントロール、オートマチックハイビームなど先進的な車に装着されている装備がハリアーにも装着されています。長距離ドライブが多いという人には、ついていると嬉しくなる装備の一つですね。

最後にハリアーのメリットとしてリセールバリューが非常に高いということです。SUVの中でも人気車種ということもあり、中古車でも値段があまり下がらず常に市場から求められている車になります。つまり、売却する時に手元に残る金額が多いということになります。これはハリアーを選ぶ大きなメリットの一つになります。

ハリアーと人気他車種の比較

ハリアー vs CH-R

ハリアーと同じトヨタ車で最近発売されたCH-Rもハリアーと同等な人気を集めるモデルです。

サイズ感などはハリアーより一回り小さいですが、同じトヨタ車ということもありこの2車種を比較検討している人も多いのではないでしょうか?

CH-Rはハリアーのデザイン思考とは少し異なり、コンピューターグラフィックで描いたような近未来的デザインをしています。ハリアーが誰もがかっこいいと思うデザインであれば、CH-Rは好きな人と嫌いな人が分かれるデザインをしています。ここは好みに応じて選ぶしか無いですが、私はCH-Rのデザインは好みです。

外観の印象からデザインが個性的なだけの車かと一瞬感じてしまうのですが、車を動かし始めるとそのような印象は一瞬で消えてなくなりました。ハリアーよりも良いのではないかと感じるほど乗り心地が良いのです。また車のシャシーがしっかりしておりドライビングもハリアーより楽しいと感じました。エアコン調節などの操作をするボタンも操作しやすいボタンの作り、配置になっており印象がよく感じました。またナビの位置も目線をずらさず見える位置に設置できるなどドライバーに寄り添った配置となっていました。このあたりはハリアーよりもCH-Rが勝っている点です。

難点を挙げるとすれば、少し後席のスペースが狭いというところでしょうか。若干クーペのように後部座席のルーフが下がっている設計になっているため、天井周りを中心に狭く感じました。このあたりはデザイン上仕方の無いことですがハリアーを乗った後では窮屈に感じました。

求めるものが、ドライビングの楽しさで、デザインが好みであるならCH-Rを選択するというのは賢い選択なのではないかと感じました。RAV4ベースで作られているハリアーは少し基本設計が古いため、乗り心地などはTNGAプラットフォームで作られているCH-Rに負けてしまうのは仕方がないことですが、価格が一回り下のCH-Rに負けてしまうのは少し悲しいですね。このあたりは次回のモデルチェンジで解消されると思いますので期待しましょう!

ハリアー vs 日産 エクストレイル

ハリアーと同程度のサイズでよくライバル車として挙げられるのが日産のエクストレイルです。ハイブリッドグレードの設定があるなどエンジンの部分でもハリアーに似ています。しかし車としての性質は全く異なっており、エクストレイルは本格的な4WDシステムが搭載された本格的なオフローダーであるのに対し、ハリアーはSUVの特性である車高の高さなどをスタイリングに活かした、基本的に舗装路を走る人に向けたSUVです。

その差は内装などにも多く現れており、エクストレイルは「防水シート」という濡れても拭けばすぐにもとに戻るシートを採用しています。このあたりはハリアーの高級感があるもののデリケートな革とは少し違った設計がされています。

乗り心地に関しては、正直互角と言ったところでしょうか。ハリアーもエクストレイルも思っていたよりも乗り心地がよく柔らかいため、同乗者に対しても不満の無い乗り心地を与えてくれます。

このあたりは、従来のSUVをイメージして乗車するとびっくりする点です。まったくもってSUV本来のゴツゴツしたイメージはこの2車種には当てはまりません。

スノーボードをするために雪山などに多く出かける人には「エクストレイル」をおすすめします。ハリアーは基本的に舗装路のみの走行だがSUVのスタイリングが好みという方に向いています。

このあたりは、使い人それぞれの車の用途などによって選択する車が変わってくるので、自分にあった選択をしましょう。

レクサス NX vs ハリアー

同じトヨタのグループであるレクサスのNXとの比較はどうでしょうか?基本的にこちらのNXもハリアーと同じRAV4ベースのプラットフォームで開発されており、サイズなどもほぼ変わらないため、ブランドを超えた兄弟車という認識であっているでしょう。

しかし価格差においてはハリアーのハイブリッド車の中の「Progress」というグレードが460万円から、NXに関してはハイブリッドの一番下のグレードの「I Package」でも505万円からと約40万円程度の価格差があります。しかもレクサス店では基本的に値引きがないため、もう少しこの差は広がるでしょう。

価格面で言えば確実にハリアーの方が優位ですがNXを選ぶメリットは何があるでしょう?

  • レクサス販売店で受けられる多くの無料サービス
  • レクサスを所有しているというブランド

この2点だと感じます。

好みによりますが、ハリアーの上位グレードであればNXよりも良く感じてしまうような高級感のある内装になっています。ボディーサイズやエンジンサイズなどベースの車が同じのため正直に言えば、居住性、ドライビングに関してはほぼ同じと感じました。

しかし、レクサスであれば販売店で普通のディーラーでは考えられないような多くのサービスが受けられます。

詳しくはこの記事で説明していますが、通常のトヨタディーラーではまずありえないサービスです。

レクサスオーナーの特典がすごい!レクサスの素晴らしいサービスとは?

また、やはりハリアーでは「トヨタ車」になりますがNXでは「レクサス車」になるのです。車をそんなに知らない人であっても、レクサスが高級車であるということを知っている人は多いでしょう。

そのような、車の性能以外の部分であるディーラーのサービスやブランドの部分に対してどれだけのお金を払えるか?という判断でハリアーかNXどちらを購入するかが分かれるでしょう。

個人的にはハリアーで十分な気がします。

BMW X2 vs ハリアー

最近発売されたBMWの小型SUVであるX2とハリアーの比較です。X2はSUVの中でも少し独特な形をしており、全高を抑えてルーフを寝かせるようにしてクーペーのような形をしているのが特徴です。このあたりは少しCH-Rのデザインと近い部分があります。

全高を抑えたことにより、立体駐車場に駐車が可能になったのは大きなメリットの一つです。

しかし価格においてはハリアーやCH-Rよりも一回りほど高いと感じてしまう436万円からという値段設定になっています。

内装に関しては、BMW車の特徴である派手さはないが堅実な使いやすいデザインとなっています。ハリアーと比較すると全く違うデザイン思考っておりハリアーはひと目見ただけで高級なものとわかるデザインで、BMWであれば使えば使うほど好きになっていくデザインとなっています。人によってこのあたりは好みが変わりますが、私はハリアーのようなデザインは日本人のウケは良いなと感じます。

走行性能においては、価格差と日本車と欧州車の差が大きく出たと感じました。全高を抑えた影響もあってか、コーナリングではロールもせずビシッと地面を掴んでいる感覚があります。これは日本車ではあまり無い運転感覚です。また、2Lのターボを搭載したモデルであればハリアーなどでは味わえない鋭い加速を生み出します。確かに日本の道路事情ではハリアーなどの国産車のパワーで十分と感じますが、この大きなパワーが生み出す運転の余裕などはやはり良いなと感じます。

室内空間においては単純な車体の大きさや日本車特有と効率の良いスペースの使い方などもあり、ハリアーの圧勝です。これはボディーサイズが少し違うので仕方のない点ではあります。

ゆったり日本の道路を周りに合わせながら乗るスタイルであればハリアー、たまには山道をハイペースで運転をして楽しみたいのであればX2と、乗る人によって選択がすべて異なる比較になります。

まとめ

多くの車種と比較して感じたことは、ハリアーの高級感は1ランク上の車種ですら上回ってしまうようなものであると感じました。現モデルが発売されてから4年たった今でも売れ続けるハリアーの魅力を感じることが出来ました。

他にもCX-5やフォレスター、新型のCR-Vなど多くのライバル車種があるこのカテゴリで、自分にあう車種を見つけてみてください。

 

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