国産ミニバン情報 〜メーカーごとの比較と傾向まとめ〜

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未だに車種が多いトヨタ

何と13種類ものミニバンが

今回ズラリと各社のミニバンを並べてみて印象的だったのがトヨタの車種の多さで、ハイエースからポルテやラクティスなどコンパクトミニバンまで含めると、実に13車種にもなりました。
トヨタは未だに「トヨタ店」「トヨペット店」「カローラ店」「ネッツ店」と販売店の多チャンネル展開をしているので、ミニバンを扱わないレクサス店を除く全てに供給するため、実質は同じ車で名前違いも多いのが影響しています。
そのため、兄弟車を統合していくと9車種ほどになるのですが、3列シート型ステーショワゴンとも呼べるアイシスやウィッシュのように、モデル末期で後継車が見えてこない車種もあるので、実質7車種ほどにまとめられます。
トヨタは新型プリウスから「TNGAアーキテクチャ」という開発思想の元、車種を統合して減らしていく事を表明していますので、今後はプリウスのようにどのチャンネルの販売店でも同じ車を扱う事になるのかもしれません。

ハイブリッド天国のトヨタ

前置きが長くなりましたが、トヨタのミニバンの特徴は何と言ってもハイブリッド車のラインナップです。

信頼性第一のハイエースや、小型すぎてハイブリッド化するメリットが少ないポルテ/スペイドやラクティスを除けば、全てにハイブリッドがラインナップされており、消費税10%増税と共に導入必至と見られる「燃費課税」(燃費が悪い車は税金が上がるのです)への対策も万全になっています。
その他の傾向としては「アルファード/ヴェルファイア」、「ヴォクシー/ノア/エスクァイア」「ハイエース」といった1BOXミニバンと、「シエンタ」「ポルテ/スペイド」「ラクティス」といったコンパクトミニバン系に力を集約している印象です。
かつて「イプサム」「ガイア」などで熱心だったFFセダンベースのミニバンは姿を消すか、SUVに統合される傾向にあり、今後このジャンルは「エスティマ」一本に絞られるようです。
トヨタのミニバン現行モデル

タイプ 車名 ※(H)はハイブリッドあり
1BOXタイプ アルファード(H)/ヴェルファイア(H)、ノア(H)/ヴォクシー(H)/エスクァイヤ(H)、ハイエース
乗用車ベース アイシス、ウィッシュ、エスティマ(H)
コンパクト シエンタ(H)、ポルテ/スペイド、ラクティス

気が付けば車種統一が進んだ日産

かつて初代「エルグランド」でトヨタのハイエース系ミニバンを圧倒し、「プレサージュ」「バサラ」「プレーリー」など乗用車ベースの豊富なラインナップを誇った日産ですが、あくまで商用メインのキャラバンやバネットを除けば、大型の「エルグランド」と小型の「セレナ」の1BOXミニバン2台に統一されていました。

あとはトヨタで言えばラクティス相当のキューブもモデル末期で後継車がいずれ登場するくらいで、トヨタより一足先に車種統合を実現した形になっています。
日産もトヨタ同様ハイブリッド車のラインナップで燃費課税を乗り切るようで、既にラインナップのあるセレナに加え、エルグランドも近々ハイブリッドモデル登場と言われています。
他の特色としては電気自動車の「e-NV200」をラインナップしている事で、商用車のバネットベースとはいえ、バッテリースペースを確保できるミニバンで今後採用車種が拡大していくかどうかに注目です。
日産のミニバン現行モデル

タイプ 車名 ※(H)はハイブリッドあり
1BOXタイプ エルグランド、セレナ(H)、バネット、e-NV200(EV)、キャラバン
乗用車ベース ラフェスタ(※マツダ・プレマシーのOEM)
コンパクト キューブ

ホンダはハイブリッドとダウンサイジングターボの2弾構え

ホンダはその特色として、ハイブリッドの他にダウンサイジングターボで今後の燃費課税に対抗していこうとしており、ステップワゴンに1.5Lターボを導入しています。

また、他社が見切りをつけつつある乗用車ベースのミニバンにまだ力を入れており、大型のオデッセイの他、ストリーム後継のジェイド、フィットシャトルから発展した2列コンパクトミニバンのシャトルを販売しているのが特徴です。
ただし、他社が見切りをつけているように乗用車ベースの車高が低いミニバンはピークを過ぎており、ホンダでも1BOXタイプの「ステップワゴン」とコンパクト1BOXの「フリード」に集約していく傾向にあります。
リセールバリューの面ではあまり期待できないかもしれませんが、今でも乗用車ベースのミニバンが欲しい人にとっては選択肢の多さが魅力です。
ホンダのミニバン現行モデル

タイプ 車名 ※(H)はハイブリッドあり
1BOXタイプ ステップワゴン
乗用車ベース オデッセイ、ジェイド(H)、シャトル(H)
コンパクト フリード(H)、フリードスパイク(H)

その他のメーカーはミニバン自体が低調

その他のメーカーですが、全体的にミニバンが低調でSUVに集中しつつあります。

マツダはCXシリーズのSUVに切り替え中

マツダは「ビアンテ」「プレマシー」「MPV」ともにモデル自体が古くなっている上に直接の後継車が無く、ビアンテはこのまま消滅するか日産からバネットのOEM供給、MPVはSUVのCX-9に統合、プレマシーだけはあるいは日産ラフェスタとしてOEM供給している関係上、もうしばらく生産が続くか、モデルチェンジされるかもしれません。

マツダのミニバン現行モデル

タイプ 車名 ※(H)はハイブリッドあり
1BOXタイプ ビアンテ
乗用車ベース MPV、プレマシー

三菱はデリカD:5が唯一好調

三菱はSUVのアウトランダー後継車の開発が難しくなっており、パジェロも販売不振な中で、電気自動車以外ではデリカD:5が数少ない健全な車種として生き残っています。
ミニバンとしては異例な事に最低地上高が高く、SUVとしての能力も持ったデリカD:5には長年の根強いファンが存在し、1BOXタイプで唯一走破性の高いミニバンな事から、後継車やリセールバリューの問題も含め、しばらくは安心して買う事ができるでしょう。
三菱のミニバン現行モデル

タイプ 車名 ※(H)はハイブリッドあり
1BOXタイプ デリカD:5、デリカD:3(日産バネットのOEM)
コンパクト デリカD:2

スズキはソリオに得意のS-エネチャージで勝負

その三菱にデリカD:2としてコンパクトミニバンの「ソリオ」を供給しているスズキですが、同じジャンルにトヨタのシエンタが存在するので、今ひとつ「大きなワゴンR」という地味な印象から抜け出せない(元々はワゴンR+として始まった車です)でいるものの、スズキ得意のS-エネチャージで巻き返しを図っています。
スズキのミニバン現行モデル

タイプ 車名 ※(H)はハイブリッドあり
コンパクト ソリオ(マイルドハイブリッド)

スバルは再出発したクロスオーバー7が不振

最後にスバルですが、唯一の3列シートミニバン「エクシーガ」をクロスオーバーSUV化して「クロスオーバー7」として再出発したものの、スバル車にしては珍しく販売台数が数百台と低迷しており、他社同様に乗用車ベースのミニバンが売れない傾向を象徴するようになっています。
スバルのミニバン現行モデル

タイプ 車名 ※(H)はハイブリッドあり
乗用車ベース クロスオーバー7(旧エクシーガ)

まとめ

以上、現在のミニバン各メーカーの傾向ですが、全体として大型~小型の1BOXタイプとコンパクトミニバンに集中しており、かつて売れ筋だった乗用車ベースの車高が低いミニバンは激減、残っていてもモデル末期か販売不振という状況でした。
三菱のデリカD:5を除けば、ミニバンはトヨタ、日産、ホンダの商品として特化していく傾向にありますので、今後のトレンドやリセールバリューについても、この3社の動向が鍵になりそうです。

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コメント:
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