VW、MQBプラットフォームの改良を諦めてコスト削減を徹底へ

大きな話題となったモジュラープラットフォームは、裏を返せば優れた技術だったとも言えます。


同じプラットフォームを、しばらくは継続して使います。

飛躍が大きければ大きいほど、下落も大きい…などと言われますが、現在のフォルクスワーゲン(VW)がその落ち込みをまさに体験中のようです。

ちょうど同社は資金調達で苦悩している時期にあり、必須でないと判断されたプログラムやプロジェクトを中止した上、サプライヤーの数も減らしているところです。

まだ研究開発費のカットまでは行われていないようですが、これからは新車開発にも「緊縮財政」の影響が及ぶとのニュースを、『オートモーティブ・ニュース』が報じています。

新型のプラットフォームを開発するために用意していた資金を、VWは別の用途に回すことになりそうだということです。

すなわち、現行の「MQBプラットフォーム」を改良する計画を一度中止し、最近発覚したアウディのトランスミッション関連の不正で、その賠償金に充てられる可能性が高いというのです。

VW乗用車部門の幹部、ヘルバート・ディース博士は「MQBプラットフォームについて社内でコスト面を検討しましたが、技術面では充分耐性があるので、今後の車種2世代に渡って、追加投資なしに継続して使用することが可能と判断しました」と、ドイツの日刊誌「Boersen-Zeitung(証券取引新聞)」に語っています。

フェアな見方をすれば、モジュラープラットフォームと呼ばれるこの車台は、類似部品を多くの車種で共有することが可能な、柔軟性のあるものだと言えます。


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コメント:
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