【BMW i3】購入時の注意点。航続距離と充電設備の関係や燃費

BMW i3は2016年10月1日に新モデルが発売されました。バッテリー容量が改良され、21.8kWhから33kWhになり大幅な航続距離の伸びたのがポイントです。i3は完全なEV車両となるため、航続距離や充電について知り電気自動車でのカーライフを楽しみましょう。

BMW i3とは

2013年に欧州で発売開始されたBMW i3は、2014年に日本での販売が開始された電気自動車です。今では電気自動車の定番モデルの一員となっているBMW i3の特徴は、カーボン・ファイバー強化樹脂使用と小型なボディです。電気自動車はバッテリーを載せることで重量が上がり走りに影響してしまうと思われることもありますが、BMW i3ではカーボン・ファイバー強化樹脂を使用することにより車両重量は1,300kgを実現しました。カーボン・ファイバー強化樹脂はスチールの50%、アルミの30%という軽さなのです。車体はアルミニウム製で基本骨格はカーボン・ファイバー強化樹脂製で構成されています。強度の高いカーボンファイバーを利用したことで、安全性は維持したままBピラーをなくすことができ、後部座席の乗り降りが楽になりました。もう一つの特徴である小型ボディは最小回転半径は4.6mとても実用的です。狭い道を走る時でも安心のボディサイズで、安全性や乗り降りのしやすさなどの環境性能も向上されているのが特徴です。

航続距離や充電スポットについて

1回の充電で走れる航続距離

BMW i3の航続距離はJC08モードで走行した場合390kmです。レンジエクステンダー装備車の走行距離は東京から大阪間も走行可能な511kmと公表されています。2014年に発売されていた従来モデルよりも70%走行距離が伸び、長距離を移動する場合でも安心できるようになってきました。充電スポットも増えてきているため、日常使いは特に不便を感じることがないレベルとなってきました。それでも390km程度では不安と感じる方は、長距離移動の前や利用頻度の多い道に設置されている充電スポットを事前に調べておきましょう。確認はインターネットやアプリでできるようになっています。

残り航続可能距離が少なくなったら充電スポットへ

最近は充電スポットも急激に増加していますし、インターネットやアプリで簡単に場所を確認できるため電気自動車の利用も便利になってきています。しかし、ガソリンスタンドと比較してしまうと、まだ少ないという印象を持つでしょう。主な設置場所はディーラーや大型ショッピングセンター、公共施設、道の駅です。外出先で注意したいのは「普通充電」と「急速充電」の違いです。普通の場合数時間充電にかかることもあるため、外出の途中で多く充電したい場合は急速のスポットを確認しておきましょう。また、電気自動車が増えてきたため設置場所に行っても他の人が利用しているということもあるため余裕を持って利用するようにしましょう。

購入前に確認しておきたいこと

自宅での充電設備について

購入する前に確認しておきたいのは、自宅での充電設備BMW iウォールボックス・ピュアなどの設置工事です。設置方法は2つあり、壁に200Vコンセントを取り付ける方法と、充電用のガンを取り付ける方法があります。工事費用は200Vコンセントは15万円程度、ガンの場合は30万円程度かかります。(参考:BMW公式サイト・2018/2/22)自宅に設置しないで、外で充電するだけというオーナーもいますが、自宅に設置しいれば12時間から13時間程度で充電できるので夜寝ている間の時間で充電完了です。

ワンペダル走行の使用

BMW i3はワンペダル走行で運転することになります。アクセルペダルだけで加速と停止ができるのです。ガソリン車ではブレーキを踏んで停止するまでにある程度の距離を必要としましたが、ワンペダル走行は回生ブレーキによって走行中にアクセルペダルから足を話した瞬間にブレーキがかかる仕組みです。ブレーキとアクセルの踏みかえがなくなることにより、ペダル操作が減るため慣れるとワンペダル走行は楽です。しかし、今までと動作が違うため慣れるまで時間がかかることがあります。購入してから合わなかったということがないように購入前に試乗サービスを利用し運転感覚を確認しておくと安心です。

燃費などの維持費がよくても電気自動車では不安なら

BMW i3の年間の電気代

BMW i3の総電力量は21.8kWhで、夜間に充電した場合は265円です。(夜間の電力量を12.16円/kWhと想定して算出しています。)毎週1回充電すると、年間13,000円程度で済み、他メーカーのハイブリッドカーの燃費37.2km/Lと比較すると、年間走行距離10,000km、ガソリン価格130円/Lの場合、ガソリン代は年間35,000円となります。このように計算してみると、電気代が燃料費ほどかからないため維持費は安く済みます。同じ維持費として、自動車税も電気自動車は減税の対象となるため、ハイブリッドやガソリン車より維持費が安いのは魅力です。

電気自動車では不安という時はレンジエクステンダー

維持費も安く、航続可能距離も伸びてきていても電気自動車では不安という方もいるでしょう。そのような場合、BMW i3は電気自動車とレンジエクステンダーの2種類から選べるようになっています。電気自動車に乗りたいけど、長距離移動も多く充電ステーションが少ない地域があるかもしれないというような不安がある方は、「レンジエクステンダー装備車」をおすすめします。タンク容量は9L、燃費は24.7km/Lです。レンジエクステンダーとは、搭載しているエンジンは主に発電に使用するためのもので、走行時にはモーターで走行するハイブリッドシステムですが、充電が少なくなった場合には、ガソリンとエンジンで走行もできます。

まとめ

以前は航続可能距離への不満や、バッテリーの劣化に対する不安などがあった電気自動車ですが、BMW i3はそのようなマイナス面に大幅な改良が加えられています。電気自動車を販売しているメーカも増え、ディーラーだけだはなくショッピングセンターなど、身近な場所にも充電スポットが充実してきているので気軽に充電できるのも安心です。BMW i3は小型なボディからは想像もできない力強く安定した走りで、排気ガスを出さない環境に優しい車です。購入を迷っているかたにも安心できる面は増えてきているのではないでしょうか。

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