【BMW M6】憧れのラグジュアリークーペの特徴と価格とは?

BMW M6はドイツの名門自動車メーカBMWが6シリーズをベースに開発したスポーツタイプのラグジュアリーカーです。M6は2005年に発売開始され、6シリーズの最高級モデルとして日本国内でも人気を誇っています。日本国内においての現行モデルは2012年4月に発売されました。今回はそんな現行型M6の特徴と価格についてご紹介します。

BMW M6とは

引用元:https://www.bmw.co.jp/ja/all-models/m-series/m6-coupe/2015/at-a-glance.html

BMW M6とは大型クーペの6シリーズをBMWチューニングのM社がチューンナップを施したラグジュアリークーペです。初代モデルは2005年9月に日本と米国で発表されました。M6はBMWが製造するMシリーズの中で最上位の車種となります。現行のM6モデルは2011年に6シリーズがモデルチェンジして第3世代が発表された翌年の2012年に発売されたものです。6シリーズにはクーペとグランクーペ(4ドア)、カブリオレモデルがあり、それぞれにM6が設定されています。

BMW M6のラインナップとエンジン

引用元:https://www.bmw.co.jp/ja/all-models/m-series/m6-coupe/2015/engine.html

日本国内の正規ディーラーで販売されているM6は合計3種類で、BMW M6はクーペ・グランクーペ・カブリオレの3種類で、いずれもエンジンとトランスミッションは共通です。クーペとカブリオレは2ドアでグランクーペは4ドアです。カブリオレはオープンカーで、スイッチ操作でソフトトップを開閉することができます。40km/h以下であれば走行中でもソフトトップの操作が可能です。4ドアのグランクーペは室内が広くて居住性が高いという特徴を持ちます。低重心・低燃費化のために、ルーフには軽量かつ高強度のカーボンファイバー強化樹脂(CFRP)が採用されています。

いずれのモデルも4.4LV型8気筒DOHCツインターボエンジン(4,394cc)を搭載し、最高出力は560psを誇ります。ちなみにM6クーペの0-100km/h加速性能は3.9秒です。変速機は7速デュアルクラッチが採用されていて後輪駆動なので、走る楽しみを存分に味わうことができます。BMW M6は日本仕様でも左ハンドルを選択することが可能なので、輸入高級車の気分を味わいたい富裕層にも最適な1台となっています。

気になるBMW M6の車両本体価格について

引用元:https://www.bmw.co.jp/ja/all-models/m-series/m6-convertible/2015/at-a-glance.html

BMW M6の消費税込みの車両本体価格ですが、3種類の中で一番安いクーペは18,910,000円です。4ドアのグランクーペは19,290,000円で、オープンタイプのカブリオレは19,630,000円に設定されています。ちなみにMが付かない方の6シリーズの車両本体価格はクーペが11,000,000円でグランクーペは11,350,000円、カブリオレは12,030,000円に設定されているので、高級車1台分ほどのチューニングが施されている価格が上乗せされています。特にエンジン出力の向上が大きなインパクトでしょう。6シリーズに搭載されているエンジンの最高出力は320psまたは450psですが、M6は560psまで引き上げられています。

BMW M6の中古車の価格とは?

引用元:https://www.bmw.co.jp/ja/all-models/m-series/m6-gran-coupe/2015/at-a-glance.html

BMW M6の中古車ですが、2012年以降に製造された現行モデルと2005年~2010年にかけて製造された先代のモデルに分けられます。2010年以前に製造された先代のモデルはベースグレードとカブリオレの2種類で、いずれも2ドアモデルです。搭載しているエンジンは5LV型10気筒DOHCエンジンで、最高出力は507psです。先代のモデルでも高性能な車のため、中古でも高値で取引が行われています。現在のモデルは発売されてから4年近く経過するため、現行モデルも中古車市場に流通しています。

M6の中古車価格ですが、2005年~2010年の間に製造された先代モデルは200万円~500万円です。2011年以降に製造された現行モデルは、500万円台後半~1500万円の間で取引されています。現行モデルで走行距離が1万km未満の車両は中古車でも車両本体価格が1千万円を越えており、6シリーズの新車に匹敵します。M6はBMWが製造するクーペの中でも最高級の車種で日本国内の販売台数が少ないため、中古市場に出回っている台数は多くありません。希少価値が高くて高価なので、中古で購入する場合でも国産の新車が買えるぐらいの価格となっています。

BMW M6を安く購入する方法とは?

引用元:https://www.bmw.co.jp/ja/all-models/m-series/m6-gran-coupe/2015/at-a-glance.html

正規ディーラーから新車を購入する場合、輸入車でも小型セダンのように日本国内での販売台数が多い車種であれば購入時期を選んだり、特選車を狙うことで車両本体価格を大幅に値引きしてもらうことは可能です。これに対してM6は、最高級のラグジュアリーカーで販売台数が少く受注生産のため、車両本体価格を値引きしてもらうことは極めて困難です。それでも付属品やオプションの値引きを交渉したり、BMW の下取りサービスを利用する形で実質的に数十万円程度の値引きに応じてもらえるケースがあります。BMWユーザーの方であれば、新車を購入するのと同時に古い車を下取りに出すことで値引きの交渉をしてみるようにしましょう。

まとめ

引用元:https://www.bmw.co.jp/ja/all-models/m-series/m6-gran-coupe/2015/design.html

BMW M6は同社が製造するクーペの中でも最上級クラスで、優れた加速性能や操作性とともに高い居住性を兼ね備えています。新車で購入する場合に車両本体を値引きしてもらうことは難しいのですが、付属品・オプション・古い車両の下取り価格を交渉して購入費用を抑えることができる場合があります。このクラスの高級車は販売台数が少ないので希少価値が高いため、中古車でも高値で取引されています。中古車を安く購入する場合には、こまめに中古車掲載情報のチェックや信頼できる営業マンに探してもらう依頼をしておくようにしましょう。

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