【東京オートサロン2017】NATS(日本自動車大学校)の素晴らしきカスタムカー群

NATS CP-7 SA66R

原型はスズキ カプチーノなのですが、過去に一度ミニスープラに改造された後、今回はSA22C型RX-7の軽自動車版にリメイクされての登場らしいです。 ルーフを見るとカプチーノとすぐわかるのですが、フロントとリアの造形はしっかりSA22Cしていて、微笑ましい限り。 「これでK4GP(富士で行われている、軽自動車を中心とした国内最大規模のアマチュア耐久レース)に出走したらもう注目の的じゃないですか!」と話を振っては見たものの、そこまでの話は無い模様。 あくまでデザインのみで中身までカスタムしてあるわけではないので走り向きでは無いのかもしれませんが、もっと晴れ舞台に出してみたい1台です。

NATS Type 17S-R

往年のJSPC(日本プロトタイプカー選手権)やWEC-JAPAN(世界スポーツプロトタイプカー選手権の日本戦)に出場していたミノルタ・トヨタ88C-Vを意識したカラーリングとスタイルには往年のグループCカー好きとしてたまらない1台! 貴重とも言えるトヨタ セラをベースにして、オリジナルのガルウイングドアを再現しているあたりも泣けます。 ちなみにカウルはベニア板をベースに使った木製で、非常に軽かったのも印象的。 そしてミノルタ・トヨタカラーに感動していると、よく見たら何かが違う。 「MINOLTA」じゃなくて…「MILIOTA」ミリオタ? 「いやー、実は製作スタッフ全員がミリオタでして」 こういうコダワリ、大好きです!

NATS Ci-bach

千葉で作ったマイバッハだからなのか、それとも日産 シーマ(CIMA)をベースにしたマイバッハだからか、由来を聞きそびれましたが、ともかく千葉で作ったシーマベースのマイバッハです。 ボディを前後分割して間に延長部分を継ぎ足すというコロナ・スーパールーミーのような手法でストレッチリムジン化されたシーマに、メルセデス・ベンツかつての最高級車マイバッハ風のカスタムを施したリッチっぽい車。 ベース車の話をしていると、2007年7月まで生産されていたVQ30DET搭載型、最後のシーマターボ(F50)であることが判明し、「ベース車に随分渋いの使ったね~!」と、学生さんと変なところで話が盛り上がりました。

NATS Charger Daytona

アメリカンルックでヌメっとした流面系の30ソアラをベースに、古き良きアメリカンマッスルカー、ダッジ チャージャーのレプリカにしてしまった!という1台。 マッチョなフェンダーや高々と上がったリアウイングが非常に豪快ですが、いいんです、アメ車はこれでいいんです!

NATS AMG J-Class

メルセデスAMGには、メルセデス・ベンツGクラスをベースにしてタイヤを増やし、6輪駆動にした超豪華SUV「AMG G63 6×6」という凄まじく高価なモデルがあるのですが、ジムニーベースでそれをやってしまったのがこのJクラス。 ランドクルーザーにも6輪駆動カスタムが存在しますし、世界のどこかにはジムニーで本当にこの種のカスタムをやってるところがあるのではないでしょうか。 なお、残念ながら最後輪は駆動しないらしく、あくまで形だけですが、それでも本家に劣らぬ迫力を軽クロカンベースでやるのだから大した力作です。

NATS MRP

今回実に力作揃いだったNATS出展車で最後に紹介するのがMRP。 MR2(SW20)をベースにデ・トマソ・パンテーラを作ったので、MRのPというわけです。 あまりに出来がいいもので、横に回るとパンテーラにしてはフロントが少し短く感じるのが強調されてしまうあたりはご愛敬。 ちなみに先に紹介したミリオタ。トヨタとは違い、こちらの外装パーツは基本鉄板で、リアのフードなんかは無茶苦茶重かったのが印象的です。 カスタムに使う素材にもいろいろな形があるものですね。 ほかにも多数の力作があったNATS、また来年のオートサロンも期待しております!

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