【クルマ略語】あなたは分かりますか?GOA、GS、GRMNなど

GOA(ごあ)

Global Outstanding Assessmentの略で、日本語で言えばクラス世界トップレベルを追求した安全性評価という意味。 最近はトヨタ自身ですらあまり強調していない、トヨタ独自の衝突安全ボディのことで、実際にはトヨタ車は2017年現在でもその基準を満たしています。 日本で初めて「衝突安全ボディそのもの」をアピールしたもので、トヨタはCMで車を買いに来た顧客に「GOAください」と言わせていました。 クラウンのような高級車ではなく、1996年1月にデビューした4代目(そして最後の)スターレットを初採用としており、当該スターレットのCMでは激しく衝突された同車が激しく横転しながらもキャビンは無事、という衝撃的な場面を流しています。 こうした「量販車だからまず採用」というトヨタの姿勢は交換を持たれ、結果的に4代目スターレットは後継のヴィッツが登場してからの併売期間すら好調なセールスを記録するほどの、ヒット作になりました。 また、GOA登場当時は「スターレットとクラウンの衝突現場を見たが、大破したクラウンに対してスターレットはキャビンが無事だった」などと雑誌のユーザー投稿欄で報告があったりも。 なお、大々的にアピールしたのがトヨタが初というだけで他社も遅れていたわけではなく、マツダの「MAGMA」やダイハツの「TAF」など、同様のコンセプトは他社にもあり、現在は安全ボディは当たり前。 現在ではむしろ衝突を未然に警告したり防いだりする安全運転支援装置の有無が安全性評価を大きく左右する時代になっています。

GRMN(じーあーるえむえぬ)

GAZOO Racing tuned by MNの略で、トヨタのスポーツ部門となったGAZOO Racingによるコンプリートカーブランドであり、エアロパーツやサスペンションなどの装着で雰囲気だけを醸し出すのではなく、ベース車に無い特別な仕様が設定されることも多いです。 なお、「MN」だけ略のままですが、これは「マイスター・オブ・ニュルブルクリンク」のこと。 ニュルブルクリンクサーキットの「N」でもあると同時に、同地で精力的に開発のための走行を行い、事故で急逝した名テストドライバー、故 成瀬 弘 氏の「N」でもあるという説や、MNそのものが同氏であるという説もあります。 (GRMNそのものは同氏の生前すでにありました)

G’s(じーず)

GRMNと同様GAZOO Racingのコンプリートカーですが、こちらはエアロパーツはサスペンション、ボディ剛性向上のためのスポット増しや補強がメインの、いわば「スーパーノーマル」的な車です。 そのため、動力系のチューンが難しいハイブリッド車にも設定が可能で、プリウスやアクアにもスタイリッシュなG’sバージョンがラインナップされており、事実上最上級グレードとして扱いを受けることも。

GS(じーえす)

ガソリンスタンドの略。 口頭ではガソスタと略されることもありますが、文字だとさらに略されてGS表記も多くなります。 なお、車関係の話題以外ではタイガースやスパイダースといった名前が出ることもありますが、それは1960年代に流行した「グループサウンズ」のことなので注意。 あまりにも短い略語は、年代や何を趣味としているかによって全く違う意味になるという典型的な例ですね。

以上、今回は4例でした。次回もGを継続しつつ、Hに入るかも。

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