マセラティ グランカブリオはスタイリッシュなフォルムですが、気になるのは故障についてです。
「グランカブリオを購入したがすぐに故障してしまった」では、購入を後悔する方も出てきてしまいます。
事前にマセラティ グランカブリオの故障について把握しておくことで、リスクを承知した上で購入も可能です。
では「グランカブリオは故障が多いの?」や「グランカブリオがよく故障する箇所は?」と気になる方もいるでしょう。
本記事では、グランカブリオの故障について詳しく解説します。
マセラティ グランカブリオの故障について詳しく知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
グランカブリオのよくある故障箇所

マセラティ グランカブリオのよくある故障は以下の2点です。
・コンプレッサーの故障
・ラジエターの故障
ではグランカブリオでよくある故障箇所について詳しく解説します。
コンプレッサーの故障
マセラティグランカブリオの中でも、コンプレッサーが故障することがあります。
コンプレッサー故障は、特に夏場や湿度の高い時期にはエアコンが効かなくなるので利便性が悪くなります。
マセラティ グランカブリオにおけるコンプレッサー故障はエアコンの故障の代表的なものです。
コンプレッサー故障は前兆もなく訪れ、気づいたときにはエアコンが効かなくなってしまいます。
修理方法はコンプレッサーの交換しかありません。
国産車でも10万円前後してくる修理なので、マセラティ グランカブリオではもっと高額になります。
ラジエターの故障
グランカブリオにおけるもうひとつの代表的な故障が、ラジエターです。
ラジエターが故障するとオーバーヒートに繋がってしまいます。
オーバーヒートとは、エンジンの冷却水が不足しているため、エンジンが過熱してしまう状態を指します。
オーバーヒートが発生するとエンジンの部品が熱によって変形したり、破損したりする危険性があり、走行できなくなってしまうのです。
ラジエターが故障する際は、コアタンクのプラスチックが破損することが多いです。
そのため、ラジエターからクーラント液が漏れオーバーヒートに繋がります。
ラジエターが故障したら自走はできないので早急に修理が必要です。

グランカブリオは故障しやすい?

マセラティグランカブリオは国産車と比較すると故障しやすい車です。
故障しやすい理由としては、グランカブリオは日本での使用を考慮されて製造していないことが考えられます。
マセラティはイタリア発祥の自動車メーカーで、イタリアの気候に対応できるような部品が使用されています。
そのため、高温多湿な日本で使用すると環境の変化が激しく、プラスチックや樹脂製品の劣化がしやすくなるのです。
これはマセラティグランカブリオだけではなく、どの輸入車メーカーでも同じことが言えます。
マセラティグランカブリオの造りが原因で故障しやすいのではなく、部品が環境に耐えられる造りでないことが故障を引き起こす原因です。
まとめ

マセラティグランカブリオの故障について詳しく解説しました。
グランカブリオのよくある故障は「コンプレッサー」や「ラジエター」でした。
どちらも故障すると高額な修理費用が発生する部品です。
マセラティグランカブリオが故障してしまう理由についても解説しましたが。決して造りが悪いわけではありません。
グランカブリオはイタリアの車なので、各部品はイタリアの気候に合わせて製造されているのです。
日本では四季があったり高温多湿なため、車にとって良い環境とは言えません。
過酷な環境の中で車を使用していることになるため、グランカブリオの部品は劣化しやすい状況と言えるのです。
そのため、故障が目立ってしまいますが、輸入車ならでは捉えましょう。
本記事がマセラティグランカブリオの故障について知りたい方のお役に立てると幸いです。