電気自動車の人気ランキングベスト3を紹介！電気自動車を選ぶ時のポイントも紹介します

現在、世界中の自動車メーカーで、電気自動車の開発が行われています。地球環境の問題により脱炭素の目標をかかげているため、電気自動車はこれから普及していくことでしょう。

その流れに乗って、「次は電気自動車に乗り換えよう」と考える方も増えてきています。しかし、電気自動車を選ぶポイントは抑えているでしょうか？

そこで今回は、電気自動車についてや選ぶポイント、人気の国産電気自動車ベスト3を紹介します。これから電気自動車を検討する方は、必見です。

電気自動車とは

電気自動車とは、エンジンを搭載しておらず、電気を動力源にしてモーターで走行する自動車のことです。ガソリンを燃やして動くエンジンと異なり、排気ガスが出ないため有害物質の発生が抑えられている点が一番の魅力です。

また、電気自動車はエンジン搭載車と比べて、走行時に振動や騒音が少ないのも良い点です。加速時にはエンジンの場合、回転数を上げるのに多少ラグが発生しますが、モーターだとラグの発生がほぼなく加速できる利点もあります。

更に、購入費や維持費を軽減できるという点もポイントです。購入時には、国や自治体からの補助金や減税などの優遇制度を受けることができ、毎年支払う自動車税も優遇措置されています。ガソリンを使用せず電気で動くので、かかるのは電気代のみということになります。家庭に充電用コンセントを設置していれば、自宅で充電できるのも魅力です。

電気自動車の選び方

ここでは、電気自動車を選ぶ時に注意しておきたいポイントを3つ紹介します。ぜひ、参考にしてみてください。

ポイント①:自宅に充電器が設置できるか確認

電気自動車を購入する時は、まず自宅に充電器が設置できるか確認しましょう。一戸建てなら充電器の設置スペースと配線ルートを確認しましょう。普通充電と急速充電、壁面取り付け型やスタンド型など、充電器には種類があるため、自宅の駐車場に設置しやすいものを選びましょう。

マンションやアパートなどの集合住宅に設置する場合は、管理組合の許可が必要なので事前に確認が必要です。すでに充電器が設置されている場合もあるので、まずは自宅の状況をチェックしましょう。

しかし、充電器が設置できない場合もあるので、その場合はディーラーや急速充電スポットなどで充電できるので安心してください。

ポイント②:航続距離をチェック

電気自動車で遠出をすることが多い人は、特に航続距離もチェックしましょう。航続距離が長いほど充電回数を減らすことができるため、充電スポットを探す手間が減らせるのでおすすめです。

また、航続距離は運転の仕方や車の扱い方でも変わってきます。エコモードで走行する、一定の速度で走行するなど、少しの工夫で航続距離を長くすることができます。タイヤの空気圧を適正値に保ったり、定期的メンテナンスを行ったりすることも重要です。

ポイント③:メンテナンスのしやすさやバッテリーの保証内容も確認

電気自動車を購入するときには、メンテナンスのしやすさやバッテリーの保証がどのような内容かチェックしましょう。不具合が生じた場合に、すぐ対応できる距離にディーラーや整備工場があるかなどの確認をしておくと良いでしょう。

国内メーカーならディーラーの店舗数も多いですが、海外メーカー場合は店舗数が限られるので注意してください。

また、搭載されているバッテリーは経年劣化により交換が必要ですが、とても高価なのでバッテリーの保証期間と保証距離が長い車種がおすすめです。

人気の国産電気自動車ベスト3

では、人気の国産メーカーの電気自動車ベスト3を紹介します。

【1位】日産リーフ

電気自動車と言えば「リーフ」といわれるほど、名の浸透している電気自動車です。

2017年にフルモデルチェンジを果たしバッテリー容量が2タイプになったことで、航続距離が不安要素だった方も安心できるようになりました。航続距離はいずれもWLTCモードで、42kWhモデルが322km、62kWhモデルなら458kmと、街乗りから長距離まで問題なくドライブできるでしょう。

走行時の安全性も先進技術が使われており、衝突安全性評価でファイブスターを獲得しています。また、感電保護性能評価試験も全ての評価に適合しており、安全性においてもしっかり確保されています。

【2位】ホンダ Honda e

「Honda e」は街中でベストに走れるようにと設計された、小回りの効くコンパクトな電気自動車です。315Nmの高トルクモーターでアクセルを踏んだ瞬間にダイレクトに加速し、ストップ&ゴーが多い市街地でもストレスのないドライブが可能となっています。

デザインや内装もこだわっており、かわいらしい見た目と助手席まで広がる豪華なインパネは他社にないデザインです。ドアミラーのかわりにサイドカメラミラーシステムが採用されているのも特徴で、夜間や悪天候でも視界をしっかり確保できます。

先進の走行安全性能はもちろんのこと「Honda CONNECT」と呼ばれる新世代コネクテッド技術で、手元のスマートフォンでドアロックのON・OFFなどの操作を行えます。

【3位】マツダ MX-30

マツダMX-30は、マツダならではの走る喜びをそのまま感じられる車です。モーターペダルを採用しておりペダルの重さを精密にコントロールして、足の動きに合わせた加減速を楽しめます。

ハンドルはEV車ならではのステアリングホイールパドルとなっており、さまざまな走行シーンで車速のコントロールが可能となっています。

ラゲッジルームの容量は366Lあり、フロア下には小物収納に便利なサブトランクボックスなど、収納スペースもしっかり確保されている点も使い勝手が良いでしょう

航続距離はそこまで長くないですが、「電気自動車でもマツダのSUVに乗りたい」と考える人が、エントリーしやすいモデルとなっています。

まとめ

今回は、電気自動車について、電気自動車を選ぶポイント、人気の電気自動車ベスト3について解説しました。現在も、国産メーカーも海外メーカーも電気自動車をぞくぞくと販売しています。電気自動車に買い換えようと思っている方は、選ぶ基準などが曖昧だと思っていたのと違うとなってしまう可能性があります。自分の求める性能や基準はしっかり明確にしておく必要があります。

今後の主流となってくる電気自動車に興味がある方も多いでしょう。

今回紹介した、電気自動車を選ぶポイントや人気の電気自動車ランキングをぜひ参考にしてみてください。