1993年から生産され、かつてレース好きを魅了したドイツが誇る名作車両「オペル カリブラ」という車があります。
今では台数がかなり少なく中古でもほとんど流通していないですが、街乗りでも機能性が良く、レース界でも大人気を誇った車両です。
デザイン性もスタイリッシュ、クーペという枠なのに居住性にも優れている万能車両ということで、とても評価の高い車両となります。
2022年ついに日本でのオペル再販が実現する流れとなりますので、それに先駆け「オペル カリブラ」を徹底解説します。
「カリブラはどんな車だったの?」と疑問を持っている人はぜひ最後までご覧ください。
オペル カリブラの魅力をどこよりも詳しく紹介します。
オペル カリブラの魅力
オペル カリブラの魅力は、「見ても良し」「乗っても良し」「運転しても良し」というすべてが揃っているところでしょう。具体的に解説します。
「見ても良し」という点では、オペル カリブラを購入される人は外観を特に気に入って購入されています。
評価や口コミを見ても外観の良さの口コミが多くあるのです。
横から見た時のラインや斜め前、後ろから見た時のスタイリッシュな感じは評価の高いポイントでしょう。
「乗っても良し」という点では、クーペという枠の中の車両ですが車内空間が広く作られており、快適に走行する事が出来るのです。
ラゲッジスペースは容量を拡大されているので、荷物も多く積み込むことが可能で、実用性も兼ね備えた車両となっております。
「運転しても良し」という点では、エンジンが高性能なため街乗りレベルであれば不自由なく満足な走りを実現しています。
加速性能や、一定のスピードでも安定した走りをしてくれるのでストレスなく走行することが可能です。
さらに新車価格も約300万円から販売価格設定があり、ドイツ車としては比較的安い価格で購入しやすい車として日本でも流通しました。

オペル カリブラの乗り心地
オペル カリブラの走行性能は、街乗りでも運転しやすい車と言えます。
日本導入モデルでは16Vとターボの2種類が販売されており、どちらをとってもストレスなく運転ができます。
16Vは街乗り向けのエンジンで、高速を多く使用されるのであればターボを選択することで長距離も疲れることなく走行が可能です。
クーペと聞くと足回りが硬いセッティングのイメージがありますが、オペル カリブラではサスペンションが柔軟に動くので柔らかな乗り心地を実現しています。
運転席からは姿勢を変えることなく、各操作スイッチに手が届くので運転手にも優しい車両です。
ドイツツーリングカー選手権でも活躍
オペルカリブラは、かつてのレース好きに愛されたドイツツーリングカー選手権にも1994年から参戦しております。
参入から1995年までの1年間は、市販車に乗せられた54度自然吸気2.5LV6エンジン(420ps)を搭載しレースに参加していました。
その後は、改良やチューニングを重ねたエンジンで1996年にタイトルを獲得するなど、一世風靡した車です。
ドイツツーリングカー選手権も開催されなくなってしまったので、オペルカリブラの活躍はこの数年限りとなってしまったのです。
まとめ
オペル カリブラの魅力について詳しく紹介させていただきました。
当時はドイツツーリングカー選手権でとても盛り上がりがあり、オペル カリブラは一定層のコアなファンにとても人気な車でした。
日本への輸入台数は全盛期でも2000台前後と、決して多くの輸入があった訳ではありません。
しかし、日本でもドイツツーリングカー選手権からのコアなファンが多いのも事実です。
中古車を調べても数えられる程度しかなく、当時の新車価格を超えるほどのプレミアがついている車両です。
2022年には日本市場にオペルが参入するので、カリブラみたいな魅力的な車に出会えるかもしれませんね。