フォルクスワーゲンを所有している人や、購入を考えている人の中には「寿命」や「耐用年数」について気になる人は多いでしょう。
フォルクスワーゲンは自動車大国であるドイツの大手メーカーで、世界中で支持されている車ですが、実際のところどのくらい乗り続けられるのでしょうか。
今回は、フォルクスワーゲンのモデルごとの寿命や耐用年数、長く乗り続けるコツについて解説します。
フォルクスワーゲンの寿命・耐用年数
外国の車は日本車と比べ、壊れやすく寿命が短いと言われています。
そのため、入念な点検や定期的なメンテナンスが必要不可欠です。
フォルクスワーゲンは、適切にメンテナンスをおこなえば、10年以上乗り続けることが可能。
メンテナンスを怠ると、不具合やトラブルが起こりやすくなり、修理や買い替えが必要になるケースがあるため注意しましょう。
以下では、フォルクスワーゲンの主要モデル「ゴルフ」「ポロ」「ビートル」の寿命・耐用年数について解説します。
ゴルフ
フォルクスワーゲンの主要モデルであるコンパクトカー「ゴルフ」。
耐用年数は長く、定期的な点検やメンテナンスを実施することで10年以上乗れるモデルでしょう。
ただし、2003年から実装されたデュアルクラッチトランスミッションの「DSG」のトラブルが多発しており、故障などの報告もあるようです。
比較的年式の新しいモデルであれば、DSGは改善されているのでトラブルも減っています。
ですが、乗り方次第でトランスミッションに大きな負荷をかけてしまう恐れもあるため注意が必要です。
ポロ
フォルクスワーゲンのコンパクトカー「ポロ」も、ゴルフ同様寿命が長いと言われているモデルです。
定期的な点検やメンテナンスをおこなうことで、10年以上は乗り続けられるでしょう。
塗装の剥がれや色褪せなどの事例が見られるため、定期的にメンテナンスを実施することを心がけましょう。
ポロは、ゴルフ同様の不具合が起きやすいため、乗り方には十分注意しましょう。
ビートル
フォルクスワーゲンの車で可愛らしいデザインとフォルムが魅力のビートル。
ビートルは、ゴルフをベースとして設計されており、ゴルフとポロ同様に耐用年数が長くなっています。
そのため、メンテナンスをしっかり実施すれば10年以上乗り続けられると言えるでしょう。
ただし、メンテナンスを怠ると修理に多額の費用がかかるケースもあるため、少しでも不具合やトラブルを感じた場合はすぐに修理工場やディーラーに点検してもらうことをおすすめします。
フォルクスワーゲンの寿命を延ばして長く乗るポイント
フォルクスワーゲンに長く乗るためには、定期的なメンテナンスはもちろん、購入時に整備が行き届いた車両を選ぶことが重要です。
ここでは、フォルクスワーゲンを長期にわたり乗り続けるためのポイントについて解説します。
新車や整備された車を購入する
フォルクスワーゲンに長く乗るためには、できる限り整備の行き届いた中古車や新しい車を選ぶようにしましょう。
年式の新しい車は経年劣化による故障や不具合が少なく、整備された車であれば購入後のトラブルを軽減させられることがメリットです。
車を選ぶときは、正規輸入車を購入するのがおすすめです。
中古車であれば、厳しい基準をクリアして販売されている「認定中古車」を選ぶのも良いでしょう。
定期的にメンテナンスや交換を実施する
フォルクスワーゲンに限らず、車に長く乗るためには定期的なメンテナンスや、各種部品の交換が必要不可欠です。
車には、定期的に交換が必要なパーツがいくつかあります。
不具合が発生する前にこまめに点検・交換を行う必要があります。
また、輸入車は国産車に比べてオイルの消費量が多いため、オイルの量のチェックも欠かさないようにしましょう。
まとめ
フォルクスワーゲンは、定期的なメンテナンスや適切な点検を実施することで10年以上乗り続けられる車です。
しかし、確実に故障や不具合が起きない保証はないため、万が一に備えて正規輸入車を購入することをおすすめします。
フォルクスワーゲンの購入を検討している人は、新車もしくは認定中古車など正規ディーラーによってしっかりと整備されているモデルを選ぶよう心がけましょう。