走り屋の車はなぜ社外エアロの割合が高いの?

純正派やカスタム派などさまざまな派閥があり、車のカスタムの世界は奥が深いです。サーキット走行している人の所有する車や車のデザインが好きな人などの間で多く見られる社外エアロ率の高さはどのような理由から増えているのでしょうか。もちろん、ドレスアップ文化として標準エアロから社外エアロに交換している人もいます。しかし、サーキット走行している人の装備しているエアロは標準のものと比べてどのようなメリットがあり、なぜ普及率が高いのでしょうか。今回は走り屋の車に装備されている社外エアロの割合と理由に注目していきたいと思います。

よく走る人や車が好きな人の車はなぜ社外エアロ率が高いの?

さまざまな要因があるので一概には言えませんが、エアロの普及率が高い理由を考えていきたいと思います。社外エアロはどのようなメリットがあるのでしょうか。また、どのようなエアロメーカーが人気なのでしょうか。

走りが好きだとエアロパーツの破損率が上がる?

走りが好きな人の間で社外エアロが普及している理由として考えられるのは、破損率の高さではないかと考えています。スポーツ走行中は予期せぬスリップで操作不能になったりとさまざまなアクシデントが考えられるため、樹脂で作られたエアロは破損の危険状況に見舞われます。そのため、純正のエアロは早々に破損してしまうのではないかと考えられます。

Related Post

市販エアロは価格が安く純正エアロよりも交換しやすい?

社外エアロは純正エアロよりもメーカーによって差はありますが基本的に安い傾向があります。そのため、破損した後手軽に交換できる社外エアロが好まれるのではないかと思います。また、ダウンフォースを強化するエアロなどさまざまな特性を持ったものもあるのも魅力の一つです。しかし、社外品は非純正のため車の加工が必要な場合があり、エアロパーツと車の相性を慎重に確認してからの購入をおすすめします。また、安いエアロパーツに使用される樹脂は脆いものが多く、純正のものと比べると耐久性能が低く壊れやすい傾向にあるので注意が必要です。

ドレスアップとして車のエアロパーツを交換する文化

今まではレース用に作られたエアロが多く販売されていましたが、現在ではレース以外を目的としたエアロも数多く作られています。

ドレスアップエアロは速さではなく見た目を重視?

今までのエアロはレースに勝つことを目的に開発されていたものがほとんどでした。しかし、現在ではレース以外の目的で開発されているものも多く存在し、速さより見た目が求められる時代となり、愛車をドレスアップする文化が生まれました。ディーラーのオプションで純正エアロパーツが変更できることもあり、エアロの需要が変化しているようにも感じ、車の楽しみ方が広がっているのではと思います。また、今までのエアロよりも簡単に装着できるものが増えており簡単にカスタマイズできるようになっています。しかし、走行を前提にした作りではなく、あくまでデザイン変更に重きをおいているドレスアップエアロは、燃費悪化の原因になる可能性もあり注意が必要です。