記憶に残るCMの数々
CG全盛の今だからかえってビックリ!
決して奇をてらった訳では無く、車種のPRポイントを短い映像に凝縮してみせるその発想力、演出の妙にも拍手を贈りたくなるそんな作品です。
ちょっと古いCMですが、一見の価値あり。
ぜひチェックしてみてください!
ボルボ
衝撃的なCMを創ることでは老舗のメーカーです。
かつては崖から真っ逆さまにクルマをダイビングさせフロントはグシャグシャにクラッシュ!
それでもボディはつぶれない。
名付けて「ボルボ衝突安全テスト」だそうです。
無茶しますよね。
残念ながら崖ダイビングの映像は見つかりませんでしたが、別バージョンのビルダイビングをご覧ください。
安全性というよりボルボがいかに頑丈かって感じですね。
そしてもう一本。
こちらは違った意味で衝撃的です。
主演/ジャン・クロード・バンダム、助演/ボルボ・トラック、CG無しの体を張った意欲作です。
驚異の映像をご覧ください。
いくら格闘家、アクションスターとして鳴らしたバンダムといえど、よくこんな仕事を受けたな?と思わざるを得ない驚異の「開脚映像」です。
ボルボトラックの走行安定性、先進のハンドリングの制御技術の訴求がコンセプトらしいです。
でもクルマの性能を伝えるにはかなり分かり辛い設定だとは思います。
ですが、ここはアクションスターの心意気に免じてお許しください、という感じです。
アウディ・クワトロ100
続いては、アウディ。
極めて個人的な感想ではありますが、ドイツ車としては若干線が細くマイルドなイメージを抱いていたアウディが、セダンに「クワトロ(4輪駆動)」を持ち込み「マイルド→ワイルド」にイメージチェンジすることを印象付けたCMです。
ジャンプスキーの「ジャンプ台をアウディが駆け上る!」なんでこんな発想が浮かぶのでしょうか?
そしてそれを実際にやってしまう無謀さに驚嘆です!
かなりの危険を伴う撮影ゆえ、映像には映らない安全対策はしっかりとされていたと伝えられていますが、間違いなくアウディ・クワトロが自走で、ジャンプ台を駆け登っています。
いすゞ・ジェミニ
ラストは日本車だって負けてない!
欧州車が力技なら、こちらは華麗なるフットワークで舞ってみ見せましょう。
もはや、いすゞ自動車がかつては乗用車を生産していたことを知る人も少なくなっているのでしょう。
「いすゞ117クーペ」という名車も世に送り出してました。
機会があればいすゞの乗用車の歴史なんていうのも面白いかもしれません。
乞うご期待!
今回は日本車がパリに乗り込み、クルマによるエンターテイメントを披露したそんなCMをご覧いただきます。
軽快なワルツのリズムに乗って舞い踊る「いすゞ・ジェミニ」須藤元気率いる「ワールドオーダー」に匹敵しますよ。
こういったマスゲームは日本のお家芸なのかもしれないですね。