ランボルギーニ エスパーダは1968年から1978年にかけ1217台生産されました。現在もランボルギーニの名車として人気を誇っています。そんなランボルギーニ エスパーダがアメリカの個人売買サイトに売りに出され話題になりました。
スーパーレアな車がこんな所に
今ではランボルギーニが2シーターの車のみを作っている事は知られていますが、今から数十年前は違いました。
クラシックカーとしては「ミウラ」や「カウンタック」は有名です。
しかし60年代、70年代に生産された クラシックカーはあまり知られていません。
そんな時代に1217台、製造販売された「ランボルギーニ・エスパーダ」がニュージャージー州のクリフトンで売りに出され話題になりました。
エスパーダは1968年から1978年に製造され、3回のモデルチェンジが行われました。
1番最初に販売されたシリーズ1は、1970年まで製造されたモデルでわずか186台しか製造されていないレアなモデルです。
その次のシリーズ2は、1972年までに生産されたモデルで575台でもっとも生産されたモデルになります。
最終モデルのシリーズ3は、1975年から製造が開始され、最終的に456台生産されたモデルになります。
モデルの変更点はどうなっているのでしょうか。
シリーズ1と2は3.9リッターV12で325馬力、345馬力を発生させます。
最終モデルのシリーズ3はシリーズ1・2と同じエンジンを搭載していますが、一番馬力が少ないモデルで321馬力を発生させます。
今回のエスパーダの走行距離は43000kmという低走行距離でオリジナルのパーツを使用していると思われます。
車の備考欄には約600万円をかけてエンジンをオーバーホールしたとありますが、具体的に今までの修復暦などは提示されていません。エクステリアインテリア、トランクはどれも綺麗な状態です。気になる販売価格は約2400万円となります。
現在のエスパーダシリーズ3の価格は平均約2500万円ですが、全てマニュアル車でした。
もしかすると修理が必要な可能性もありますが、74年のオートマモデルは約1000万円で販売されています。
今回の出品者は値下げ交渉に応じますとあったので、表示価格よりも安く購入する事が出来そうです。ただこんな希少車が掲示板で売りに出される事とは誰が思うでしょうか。