レクサスに大金は払えない？
レクサスは、値段を下げなくてもメルセデスやBMWと同等の台数を売ることができることを証明しましたが、現在は転換期にいるのかもしれません。 なぜなら、高級車の分野に食い込むことはできてもトップに立つことは難しいと悟ったからとも思われます。 レクサスLCが値段は関係ないと証明しましたが、やっぱり競争に打ち勝つには値段は重要なようです。
高級車としての認知度が高いメルセデスSクラス・クーペには勝てない…
レクサスLCは、販売台数こそ伸び悩んでいますが、ブランドを代表するモデルであり重要な位置付けがされています。 メルセデスSクラス・クーペのようにレクサスにはRCクーペがありますが、高級車の分野ではあまり知名度が高くありません。 同じ値段付けでは、ほとんどの人がメルセデスSクラス・クーペを選んでしまうので、レクサスはついに値段を少し下げることを決定したようです。
ハイブリッドは1100万円、V8は1050万円で、どちらも1150万円以下の価格設定になっています。 レクサスの安全性能としては、障害物や歩行者を察知する安全制御システム、レーダーで衝突を回避するシステム、ロー・ハイビームを自動で切り替えるオートマチックハイビーム、車線逸脱を警告するレーンディパーチャーアラートが備わっています。 オプションで、マークレビンソン・サウンドシステム、見えにくい場所を知らせるブラインドスポットモニター、駐車場での後退を支援するシステムなどを装備することも可能です。
ハイブリッドバージョンは、V型8気筒5.0リッターよりも価格は高いのですがオプションによって変わってきます。 オプションには、長距離ドライブを快適にするツアーリングパッケージ、コーナー旋回を重視したスポーツパッケージ、通常のガラスの天井をカーボンファイバー仕様にするパッケージ、車体に荷物を載せるためのルーフレールを取り付けられるパフォーマンスパッケージなどが揃えられています。 レクサスLC500、LC500hは、レクサスを代表する人気モデルになることができるでしょうか。