エンジンオイルの代わりにコカ・コーラを入れると、どうなるか?

飲む以外にも様々な効果を発揮するコカ・コーラ

最近、コカ・コーラを飲料としての用途意外に使用することが流行っているようです。 どうしてそうなったかは定かではないものの、メントスを入れることで泡が出て量が増えるとか、トイレ&フロアクリーナーの代わりに使えるとかいった「珍発見」が、噂を呼んだためと考えられます。 そこへ、『Beyond The Press』という名の動画チャンネルが、なんとエンジンオイルの代わりにコーラを使えないかというテストを行いました。 これだけ様々な事に使えるコーラなのだから、車を走らせることもできるでしょう、ということだと思うのですが、果たして車は走るのか!?

エンジンにコカ・コーラ! その結果や如何に!!

想像すればすぐに分かる事ですが、エンジン専用に開発された、熱や圧力に対処するための潤滑油の代わりを、コーラなぞが務められるはずがありません。

オイルパン全体をコカ・コーラで満たしたあと、動画のチームはエンジンをかけ、アクセルを踏み込みました。 初めのうちだけは普通に回っていたかのように見えたエンジンですが、そのうちトラブルが起こります。 アクセルから足を離すとすぐに異音が発生するようになり、やがて底までアクセルを踏みつけなければエンジンが回らないほど、弱々しい動作となります。 そして当然ですが…、潤滑が効かなくなったエンジンは、完全に止まってしまいます。 やるまでもないようなことではありますが、誰もやりそうにない実験をあえてやったという意義と、くれぐれも変な物質をエンジンオイルの代わりに使ったりしないように、という教訓にはなりそうです。

エンジンオイルの代わりにコカ・コーラはNG

「もしかして、、動くのか、、?」という儚い期待感はありましたが、当然のごとく裏切られてしまった今回の実験でした。

これを見ても「俺の車ならもしや大丈夫なんじゃないだろうか」「コカ・コーラZEROなら走るんじゃないだろうか」などという横展開は絶対にしないでください。 同じ結果が待っています。

What Happens When You Try To Use Coca-Cola As Engine Oil?Ancar | Ancar(アンカー) – 中古車の個人間売買