アストンマーティン ヴァルキリーは異次元の車?特徴を徹底解説

スーパーカーは車に乗る人なら一度は憧れを持ったことがあるのではないでしょうか?

しかし、スーパーカーより更にハイスペックであるハイパーカーと呼ばれる車があるのをあなたは知っていますか?

そのハイパーカーと呼ばれるうちの一台アストンマーティン ヴァルキリーを紹介していきます。

アストンマーティン ヴァルキリーはどんな車

アストンマーティン ヴァルキリーとはイギリスを代表する高級スポーツカーメーカーであるアストンマーティンがF1に参戦しているレッドブル・レーシングの一部門であるレッドブル・アドバンスド・テクノロジーと共に共同開発したハイパーカーです。

全世界での販売台数は150台限定となっており、サーキット走行専用車でさらにハイパフォーマンスなヴァルキリー AMR Proも25台限定での販売予定になっています。

アストンマーティン ヴァルキリーのスペック

アストンマーティン ヴァルキリーはハイブリッドパワートレインをを搭載しており最大出力1000hp/10500rpm、最大トルク75.5kgm/7000rpmの6.5リッターV型12気筒ガソリン自然吸気エンジンと最大出力160hp、最大トルク28.6kgmのモーターが加わりパワートレイン全体でとてつもないパワーとトルクを兼ね備えたものになっています。

エンジンのパワーを伝えるミッション機構はF1のミッションも作っているリカルド製の7速セミATを搭載しています。

その化け物級のパワーをコントロールできるようにボディももちろん計算され作られています。

F1で培ったエアロダイナミクスを意識したボディは強いダウンフォースを生み出す構造になっており、とてつもないパワーでも安定して操縦できる作りです。

車体自体はカーボン製になっており各部までこだわり軽量化しており、車両重量は約1000kgに抑えられていることによりパワーウエイトレシオ1:1を誇っています。

全ての操作スイッチをステアリングホイールに集約されており、ステアリングホイールから手を離すことなく全ての操作が可能となっています。

また、アストンマーティン ヴァルキリーにはミラーが1つもなく全てカメラで捉えた映像をモニターで映す仕組みとなっており独特なそのフォルムをミラーで邪魔することがなくなり、更に視野性も確保しています。

アストンマーティン ヴァルキリーの凄さ

アストンマーティン ヴァルキリーの凄さは上記で説明したようにそのままレースに出られるようなスペックにあります。

F1カーが停止状態から時速100kmまで加速するのにかかる時間は3〜4秒程度に対してアストンマーティン ヴァルキリーは停止状態から時速96kmまで加速するのにかかる時間は2.5秒以下と同等またはそれ以上と言えるでしょう。

そしてその凄さはスペックだけではなくその作られ方にもあります。

なんとアストンマーティン ヴァルキリーは一台一台全てがハンドメイドで作られており一台が完成するまでに2000時間以上の時間を費やされ作られています。

ちなみにアストンマーティンヴァルキリーの値段は200~250万ポンド(約3億2000万~4億円)となっておりスペック、作られ方に負けない凄い価格となっています。

まとめ

アストンマーティン ヴァルキリーについて少しは知ってもらえたでしょうか?

ハイパーカーと呼ばれるだけあって一般的なスポーツカーとはかけ離れた規格外の車であることは分かってもらえたのではないでしょうか。

実際に購入することや操縦することは難しいとは思います。

しかし今年ヴァルキリー AMR Proの納車式が富士スピードウェイでメディアも招待され開催されました。

今後一般の方も対象に走行イベントなどが開催され、実物を見ることが出来る可能性もあります。

今後もアストンマーティン ヴァルキリーについてチェックしていけばよりおもしろい情報などが出てくることでしょう。