クライスラー PTクルーザーはどんな車?燃費や廃止モデルについて解説

PTクルーザーは、クライスラーが扱うモデルの1つです。

クライスラー PTクルーザーはハッチバック型の車であり、ノッチバック型の車と比べると積載容量が大きい点が特徴です。

普段から乗せる荷物の量が多い方や、家族の人数が多い方などにおすすめです。

しかし、クライスラー PTクルーザーはすでに生産終了してしまい、新車としての購入はできません。

そこで本記事では、クライスラー PTクルーザー燃費などのスペックや、注目されていた「PTクルーザーカブリオ」について解説します。

特にクライスラー PTクルーザーを中古車として購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

クライスラー PTクルーザーとは?

PTクルーザーは、アメリカの自動車ブランドであるクライスラーが扱うモデルの1つです。ハッチバック型の車であり、バックドアが跳ね上げ式または横開き式となっています。トランク型の車と比べると、積載容量が大きくたくさんの荷物が積めます。

クライスラー PTクルーザーは、2000年にアメリカで発売されてから日本でも発売されるようになりました。アメリカで販売されたPTクルーザーには2.4Lのエンジンが搭載されていましたが、日本で販売されたPTクルーザーには2.0Lのエンジンが採用されました。日本で2.4Lのエンジン搭載のモデルが販売されたのは、2004年からです。

燃費は良いの?

クライスラー PTクルーザーの燃費は、9.6km/L(10・15モード)で、排気量が2000〜2400ccです。ハッチバック型の車の平均燃費は、18.1km/Lなので燃費が良いとは言えないでしょう。

また1ヶ月に1,000km走行した場合、レギュラーガソリンで月々約18,000円、ハイオクガソリンで月々約22,000円かかると想定されます。低燃費自動車が次々と販売されている中で、燃料費が月々20,000円前後であるのは家計にも響くと言えます。そのため燃料費を節約したい方には、クライスラー PTクルーザーをおすすめできません。

しかし、クライスラー PTクルーザーを利用している方の中には、燃費が悪いのは重々承知の上で「見た目が気に入っているから」と利用し続けている方もいます。

オープンカーモデル「カブリオ」は2008年に廃止

クライスラー PTクルーザーでは、マイナーチェンジやモデル追加などでさまざまなモデルが扱われました。その中でも、オープンカーモデルである「PTクルーザーカブリオ」が注目されていました。カブリオは2004年に販売され、2008年に販売された改良モデルを最後に生産が終了しました。もともと左ハンドルでしたが、2007年から右ハンドル化されたカブリオが販売されるようになりました。

カブリオの中古車価格はどれくらい?

すでに生産終了となっているPTクルーザーカブリオですが、中古車として販売されているので、購入したい方は中古車価格を把握しておくと良いでしょう。そこで実際に販売されているPTクルーザーカブリオの中古車をいくつかご紹介します。

【クライスラー PTクルーザーカブリオ リミテッド】

本体車両価格:24万8,000円

年式:2005年(H17)

走行距離:9.3万km

 

【クライスラー PTクルーザーカブリオ リミテッド 後期モデル】

本体車両価格:98万円

年式:2007年(H19)

走行距離:5.4万km

 

【クライスラー PTクルーザーカブリオ ツーリング】

本体車両価格:119万8,000円

年式:2006年(H18)

走行距離:4.1万km

 

【クライスラー PTクルーザーカブリオ リミテッド】

本体車両価格:155万円

年式:2004年(H16)

走行距離:7.5万km

 

まとめ

クライスラー PTクルーザーは、アメリカの自動車メーカーが販売している車種であり、中古車として販売されているほとんどが左ハンドルです。

またハッチバック型なので、たくさんの荷物を積みたい方や家族の人数が多い方におすすめです。

PTクルーザーの中でも、2008年に生産終了したカブリオが注目されています。

しかし燃費は9.6km/Lであり、ハッチバックの平均燃費よりも10km/Lほど燃費が悪く、走行距離が長いほど月々の燃料費がかさばってしまいます。

そのためクライスラー PTクルーザーを検討している方は、燃費が悪いことは承知の上で中古車を検討してはいかがでしょうか。