レクサス NXはレクサスから製造・販売されるSUVです。
プラットフォームはトヨタのハリアーやRAV4と同じものが使用されています。
2021年に登場した新型NXではPHEVも採用され、ハイブリッド化、電動化の普及を象徴する車となりました。
今回は、そんなレクサス NXについて価格なども踏まえ徹底解説していきます。
レクサス NXとは？
レクサス NXはDセグメントSUVで、2021年にフルモデルチェンジして2代目NXとして登場しました。
よく比較される車種は「BMW X3」・「アウディ Q5」・「メルセデスベンツ GLC」など、日本でも非常に人気のある輸入車SUVです。
GA-Kプラットフォームを採用
レクサス NXでは、「GAｰK」というプラットフォームが採用されています。
「GA-K」はNXのほかにレクサス ESやトヨタのカムリ・RAV4・ハリアーで採用されています。
どの車もトヨタ・レクサスの代表格である車種ばかりです。
そして、NXでは、プラットフォームは同じでもサスペンションメンバーなどへの補強の追加や各部の板厚を上げるなどを施していて、各部の剛性を高めています。
ラインナップとパワートレイン
レクサス NXでは、4つのパワートレインと２つのトランスミッションを組み合わせた8つのグレードから選択できます。
トランスミッションはAWDと２WDが採用されています。
各パワートレインは以下で解説します。
2.5L直列4気筒エンジン+PHEV
最新モデルで採用されたPHEVは「NX450h+”version L”」と「NX450h+”F SPORT”」に採用されています。
2.5L直4エンジンはPHEVを最適化するように設定されています。
駆動用電池は大容量電池パックを新開発し、優れたEV航続距離と力強い走りを再現させています。
満充電からのEV航続距離は88㎞に到達したとレクサスは発表しています。
また、燃費は市街地で17.5㎞/l、高速道路で20.1㎞/lと車体サイズ以上の低燃費です。
2.5L直列4気筒エンジン+ハイブリッド
2.5L直列4気筒エンジンとハイブリッドを組み合わせたパワートレインは「NX350h」と「NX350h”version L”」と「NX350h”F SPORT”」に採用されています。
2.5L直4エンジンと高出力モーターを組み合わせたハイブリッドシステムは、高い走行性能と低燃費を実現しています。
2.4L直列4気筒インタークーラー付きツインターボエンジン
唯一のツインターボ付きエンジンが搭載されているのは「NX350”F SPORT”」です。
高い加速性と駆動力を有し、低燃費でありながら力強い伸びのある走りが体感できます。
2.5L直列4気筒エンジン
2.5L直列4気筒エンジンが搭載されているのは「NX250”version L”」と「NX250」です。
ベースグレードでターボなしでありながら、マルチホール直噴インジェクタ・連続可変容量オイルポンプ・可変冷却システムなどの技術を採用しているので高い走行性能と低燃費を実現しています。
新車・中古車での価格は？
現行モデルでの新車での価格は「NX250」であると455万円～、PHEV搭載の「NX450」であると714万円～となります。
中古車では現行モデルは発売したばかりということもあり、現在ではほとんど流通していなく、価格も新車価格と近いものとなっています。
しかし、フルモデルチェンジされため、2014年から販売されていた先代モデルは200万～600万円程で購入ができます。
まだ、初代NXも全然古くないので、現行モデルを買う予算で、先代モデルのハイグレードを購入するというのも1つの方法としておすすめできます。
現在、トヨタの工場ラインが、稼働停止をする期間が複数あります。
レクサスNXの納期は1年とも言われており、尚更先代モデルを購入することがおすすめです。
まとめ
今回はレクサス NXについて解説しました。
近年SUVブームが続き、日本からも技術力の高い車種が発表され続けているのは嬉しいですね。
NXの最新PHEVも良いですし、あえて、初代NXの最高級グレードを購入というのもありです。
日本を代表する高級車を是非チェックしてみてください。