豪州で開発が進んでいるとされる、復刻版フォード・ブロンコの続報!

懐かしの2ドア大型SUV・ブロンコ。その21世紀型が、あと4〜5年待てば待望のデビュー?!


フォードは本気らしい。将来、ジープに強力なライバル登場となるか!?

アメリカの元祖SUVの象徴として、販売終了からかなり時間が経つ現在においても、日本でも根強い人気を誇るフォード「ブロンコ」。
次期米大統領のトランプ氏が、自国メーカーの逆輸入政策がアメリカの雇用に悪影響を与えているとして、メーカー各社をバッシングしていますが、「それによって逆にこのブロンコが復刻しそうだ」という興味深いニュースを、先日お届けしました。
あれからは幾日も経過していませんが、その話がさらに現実味を帯びてきました。

全米自動車労働組合の幹部の1人、ビル・ジョンソン氏から最近得られた情報では、フォード「ブロンコ」や「レンジャー」がアメリカ市場に復活するだろうということです。
ただ、これは現時点では非公式の情報で、フォードの本社サイドはこれについてまだ何も明らかにしていません。
それでも、オーストラリアの業界紙が信憑性の高い報道を行ったおかげで、上述の2車種が、まず北米にカムバックを果たすという確証を得ることができました。
この報道では、フォードがアジア太平洋プロダクト開発センターにて復活版ブロンコの開発作業を進めていることを、情報筋が明かしたとされています。
この開発センターは、SUVやピックアップが採用するラダー型プラットフォームの設計の拠点となっています。

このプラットフォームを用いて、フォードは2ドアや4ドアといった複数のボディースタイルを準備しているはずです。
また、アメリカ以外の市場ではディーゼルを選ぶことが可能になりますが、フォードのお膝元アメリカでは、ガソリンモデルしか販売されない確率が高いでしょう(その代わり北米では、ツインターボであるエコブーストV6エンジン車がお目見えするはずです)。
昨今クロスオーバーが世界中で流行するなかでは、ソフトな印象のSUVが人気なので、フォードもそういった硬くない雰囲気の車種を多数揃えてきましたが、ブロンコでは一転してラフで塊感あるスタイルを復活させてくれることになります。
そればかりでなく、実際にオフロードでハードに使える仕様として登場してくれるでしょう。
本格派のSUVであるブロンコがオフロードで物理的にも滑ってはいけないように、販売面での「滑り」も防ぐ必要があります。
そこでフォードは、フィアット・クライスラーグループから、ジープのハードコア版である「ルビコン」(2ドア・4ドア双方とも)を実際に購入して、ライバル研究のベンチマークに設定したとも言われています。
ただし、ユーザーが21世紀版のブロンコを買えるようになるのはまだしばらく先とのことなので、2020年以降の楽しみとして、この話題を大事に取っておくことにしましょう。

Ford Testing The Bronco Against The Jeep Wrangler In Australia’s Outbackwww.carbuzz.com
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