【Hitotsuyama Racing #1】AncarにSUPER GTのレーシングカーを出品! Hitotsuyama Racing の軌跡を振り返る

Hitotsuyama Racing 発足

今でこそSUPER GT常連チームとなり、いつ優勝してもおかしくないチームであるHitotsuyama Racingですが、このチームの発足は1970年台にまで遡ります。現代表である一ツ山亮次さんの父である一ツ山幹雄さんが星野一義さん、長谷見さん、國光選手などが活躍していた時代にアマチュアでレースを始めたことが発端となっています。

2006年を戦っていたFerrari 550 GT1 maranello

その後本業の運送業がかなり忙しくなったこともあり、レースの世界からは一旦身を引きます。
しかし、レースへの熱い気持ちが忘れられず、1990年SUPER GT JGTCの前身にあたるグループAに知人のマシンBMW M3 E30型を購入して参戦復帰を果たしたのがGT参戦のきっかけでした。

2008年を戦っていたPorsche 911 GT3 Cup (Type 997)

1990年に参戦復帰を果たしてから2002年までは、一ツ山幹雄さんもアマチュアドライバーとしてプロと一緒にマシンをシェアする形で走っていました。しかし、やはりレースの醍醐味であり目的は「勝ちを狙う」「上位を狙う」ことであるため、レースチームというビジネスモデルも確立させ、プロドライバーと契約を結び、Hitotsuyama RacingはSUPER GTを戦ってきました。その後はマクラーレンや、フェラーリ、アストンマーチンといった車両で参戦するようになり、だいぶ形態も変わっていきました。

Audiとの出会い

2011年からAudi R8 LMSが日本でも走らせられるようになったという話を現代表の一ツ山亮次さんが聞きつけたのがHitotsuyama RacingがAudiに出会ったきっかけでした。まだその当時はGT3マシンが日本には入ってきていない状況でした。「これはひょっとしたらこの先、GT3マシンというのは日本でレースをしていく上でかなりメジャーな存在になっていくのでは?」と考え、チーム内で話をした結果、当時としてはかなり早い段階でGT3マシンのAudi R8 LMSの導入を決めました。

Audiに認められる

Audi R8 LMS の1年目となる2011年はSUPER耐久へ参戦しシリーズチャンピオンとなります。しかし、やはり一台では物足りないということもあり、2012年から「SUPER GTにまた復帰しようじゃないか」ということを決めます。2014年にはアウディジャパンとパートナー契約を結ぶこととなり、さらに、本国ドイツのアウディスポーツからのバックアップも受ける事になり、チーム名が「Audi Team Hitotsuyama」となりました。

そして2015年を戦い抜けたマシンがAncarに出品される

Hitotsuyama RacingのAudi車両としては5台目となる今年のAudi R8 LMSがAncarに出品されています!Hitotsuyama Racingが手塩にかけて磨き上げてきたこのR8でサーキットを走ってみませんか?

R8 アウディ 2015年式 Audi Team Hitotsuyamaさんの車両の査定結果 | Ancar[アンカー]www.ancar.jp