前オーナーはイランの元プリンス!アストンマーティン DB5、1億円超で発売中!

地球上で「最も贅沢な」アストンマーティン!

イランの元皇太子、故サドルディン・アガカーン氏が所有していたこともあるアストンマーティンDB5。 そもそもDB5と言えば、「この惑星で最も完璧な仕上がりの車」と賞された一台ですが、この度完全にレストアされ4月から英ヘキサゴン・クラシックスによって発売されています。 グッドウッド・グリーンという塗装でボディー全体がリペイントされており、インテリアはオリジナルに忠実に、コノリーレザー・ナチュラルハイドというデザインです。 さらに、このインテリアのデザイン基調と絶妙にマッチするベージュ・ウィルトンのカーペットがしつらえてあります。

レストア履歴まで完璧な、元プリンスの「日常の足」

メカの面でも、直列6気筒4.0リットルエンジンはアストンマーティンのスペシャリスト集団たるパグスリー&ルイス社(Pugsley&Lewis Ltd)によって修復が行われました。 このお蔭で、旧車でありながら現在出回っている無鉛ガソリンで走ることが可能となっています。 クラッチも交換されたうえ、15インチのクロミウム製のホイールも新品となっており、エンジン部分や床下部分までボディーパーツは「コンクール・デレガンス」に出せるほどの特別仕立てとなっています。 極めつけは、整備工場での修復過程を記した記録簿が付いてくることでしょうか。 実は前述のイラン王子、1986年にも自らレストアを依頼していてスイスでの「足」としてまさにこの車両を活用していました。 そのときの修復歴と、今回の最新の修理記録が載った記録帳がオーナーに進呈されます。 もちろん、特製のオーナーズマニュアルとファクトリージャックも付いてきます。

80万ポンドのプライスタグを下げ、ロンドンのショールームに鎮座

ヘキサゴン・クラシックスのポール・マイケルズ代表は、 「この世で販売されているDB5としては、最も質の良い1台であることに疑いの余地はありません。 精密な再生作業の対象となったというだけでなく、前オーナーが非常に地位の高い方だったことも特筆すべき点です。 これほどコンディションが良く、かつ誉れ高いDB5となると希少価値の高さがお分かりいただけるでしょう。 英国の自動車史を代表するシンボルを手に入れる、またとないチャンスです」 と述べています。 現在このDB5は、ヘキサゴン・クラシックスが持つロンドンショールームにて、799,995ポンド(約1億1100万円)の値札とともに飾られています。

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