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投稿 3年前

マスタングの中古車購入を考えています。中古並行車?はやめた方が良いと聞きました。なぜ中古並行車はダメなのでしょうか?

e96083
回答 3年前
一般的に中古並行車輌をお勧めしない理由は距離や事故・事件などの履歴がはっきりしない車輌が多く存在する為です。 日本へ輸入される際、メーター改ざんされている車輌が多く、中には100万km近いような悲惨な車輌も紛れています。 また、恐いところは距離だけではありません。火災・盗難・事件物などもある為、アメリカでどのように扱われていた車輌か不明瞭な車輌は不安要素しかありません。 アメリカの民間企業でCarFaxやAutoCheckといった車輌の履歴が確認できる会社もあり、新車時から日本へ出国されるまでの経緯をレポートにした資料が国内からも取り寄せはできます。こういった資料を添付して販売する事で、ある程度の安心は得られますが、中にはレポートの一部しか見せてもらえない場合もありますので、全ページ確認する事が必要です。(要英語読解) 並行輸入車には新車並行車輌・中古並行車輌とあります。その名の通り前者は新車で日本国内に持ち込まれた車輌で、後者は中古の個体を輸入した車輌です。中古並行は決して悪いとは言いませんが、どのように利用されどのような経緯で日本へ輸入されたかという経緯が大事です。 国土の広いアメリカでは年間5~10万km走る方も多く、また市街地外では道路もあぜ道が多く、ガラスの傷や足廻りの劣化も日本の利用状況と大きく異なります。環境が異なれば車輌のコンディションも変わってきますので、経歴がわかる車輌であっても、どの州で利用されていたかも大事な点です。 国内の流通は正規ディーラー車、並行輸入車と2種類あります。ディーラー車は日本の車検制度に適合できるよう車輌が改善された状態で販売されており、並行輸入車はその国の仕様のままです。マスタングの場合は一般的な輸入ルートは本国のアメリカとなりますので、道路事情が逆転している為、ヘッドライトを国内仕様に変更しないと車検に通すことができません。また、ウインカーやバックランプなど仕様が異なる事が多い為、大幅な改善も必要です。国内で流通している並行輸入車の多くは、その問題はきちんと解決されていない車輌が多い為、購入後は車検時に苦労する事もあります。 この辺りを踏まえ、知識ない方、英語圏に疎い方、身近に頼れる車屋さんがいない方には並行車は勧めません。 ちなみに、私自身はアメリカだけでなくヨーロッパ等の並行車も経験がありますが、環境上問題ない為、並行車に乗っています。ご参考になればと思います。

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