イギリスのロードスター専門のチューナーが、最新キットを発表!

現行のマツダ「ロードスター(海外名:MX-5ミアータ)」に関して不満があるとすれば、少しばかりパワー不足である点でしょうか。 もちろん、このクルマの美点はパワフルさと言うより、軽快なスポーツモデルゆえの素直なドライバビリティーにあります。 とは言え、標準モデルに多少の馬力アップを図るのは決して悪いことではありません。 まさにそこが、イギリスのミアータ専門チューン会社「BBR」の出番となるところです。 BBR社はこのほど、「ステージ1」と名付けられたターボチャージャーのアップグレード用キットの詳細を公表しました。 ベースとなる2.0リットルの直4スカイアクティブエンジンに大した改造も加えず、きちんとスペックを向上させる内容となっています。 このキットが、英国仕様のミアータNDとRFに装着できるようになります。

キットの装着で90PS以上のアップを実現!その中身は?

標準仕様は155PSに200N・mという諸元ですが、これがキットによって248PSと320N・mという値に大幅なアップを果たします。 0〜96km/h加速は約6秒だったのが5秒ジャストになりますが、最高速度はリミッター制御で250km/hに留められています。 この優れもののキットの肝は、ツインスクロール型のターボチャージャーなのですが、これがBBR社特製の鋳鉄製マニフォールドを採用したものとなっています。 ほかにもステンレス製のマフラーのダウンパイプや特製の軽量インタークーラー、軽量アルミ製のバッテリートレイ、高効率なカーボンファイバー製のターボチャージャーのヒートシールドといったパーツが標準車にない特別な項目となっています。 さらには、ECUのキャリブレーション用ソフトウェアにも、スターチップによるRaceRomという独自のソフトを採用しています。

BBR社のこだわりと、気になる現地での価格

さて、これほど綿密な変更が加えられたBBR仕様のミアータですが、それにも関わらず標準仕様と大きくルックスを変えていない点がかえって潔さを表しています。 しかも外観だけでなく、各パーツについてもマツダの純正に見えるよう配慮されています。 これで、無理矢理改造したように見えないのがスマートなのです。 ところで、なぜBBRはキットをスーパーチャージャーにしなかったのでしょうか? これについては 「開発の初期段階で分かったのですが、スーパーチャージャーを使うと寄生損失が大きく、マツダのスカイアクティブ-Gエンジンにはそぐわないということです」 とBBR幹部が述べています。 では馬100頭分パワーアップしたからには、いくらの追加料金がかかるのでしょうか? 実は、65万円ほど済むようです。 イギリスのみならず今後はアメリカでも購入が可能となるようです。 海の向こうでも日本ブランドのスポーツカーがこのように愛されているのは、嬉しいことですね。

This Mazda MX-5 Miata Turbo Kit Boosts Output To 248 HP

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