マセラッティ・レヴァンテ、豪華装備にふさわしい価格で北米上陸へ

これでバーゲン価格、とは言い難いでしょう・・・

3月のジュネーヴサロンで公開されたばかりのマセラッティ「レヴァンテ」ですが、米国市場での販売準備がすでに整っているようです。2016年4月よりアメリカで発売されることになり、価格は7万2000米ドル(約792万円)からと公表されています。これが手に届きやすいお値段と表現できるかは微妙ですが、内容を見てみると、実に豪華な装備が揃っていることに驚きます。 せっかくなので、列挙してみましょう。自動開閉テールゲート、ヒル・ディセント・コントロール、キーレスエントリー&エンジンスターター、8スピーカー・オーディオシステム、ホームリンク・ガレージドアオープナー、電動格納ドアミラーに、タッチコントロール・インフォテインメントシステム。これらがすべて、標準装備なのです!悪くないでしょう?

ここにプラスアルファを求める顧客には、ラグジャリー・スポーツ・ゼグナラグジャリーという3つのオプションパッケージを選択できます。中でもゼグナラグジャリーというのが興味深いもので、高級衣料メーカー「エルメネジルド」社のシルクおよびイタリアンレザー(双方とも特注)が内装におごられます。色はブラックかタン、もしくはレッドから選択でき、それぞれに映える色のステッチが施されます。 さらなるパワーを求めるオーナーは、「レヴァンテS」を8万3000米ドル(約913万円)で買い求めることも可能です。標準モデルは3.0リットルV6エンジンで345PSを発生しますが、こちらは424PSに出力アップされた仕様です。 レヴァンテは全グレードで四輪駆動方式となっており、変速機には8速ATが採用されています。その優れた外観でジュネーヴショウの話題をさらったレヴァンテですが、さてこの価格帯をもって、ランドローバーやポルシェといった先行車とうまく渡り合えるでしょうか?

マセラッティの業績が、沈没船のようだと喩えられるほど良くないことは、広く知られています。もし同社がレヴァンテに望みをかけているなら、ポルシェ「カイエン」や「レンジローバー・スポーツ」の顧客をレヴァンテに引き寄せるくらいの努力や期待をすべきでしょう。 ただ、カイエンの最低価格は5万8300米ドル(約641万円)、レンジローバー・スポーツが6万4950米ドル(約714.5万円)であることを考えると、マセラッティ「ジブリ」と同じように苦戦することも充分に予想されます。

Maserati Is Charging A Crap Load For Its New Levante SUV