【Road to F1:金丸悠】レーサーの身体的特徴

皆さんこんにちは! 最近は日本も冷え込んできて本格的な冬になってきてますねー! 身体に気をつけてお過ごしください! 今回のコラムはレーサーの身体的特徴です。 レーサーは一応アスリートでもあるのでやはり身体的に一般の方とは変わってくるポイントがいくつかあるのでご紹介したいと思います!

フォーミュラーカーを運転する際に僕らのレースだとパワーステアリングというハンドルを回してくれる補助装置みたいなものがついていないためかなり重くなっています。 そしてその重いステアリングを1時間近く、素早く操作しなくてはいけないため腕全体的に太くなっていき、トレーニングもそのために腕の筋肉を何箇所かに分けてしたりします。 ここで覚えていて欲しいのが、レーサーの感覚的にハンドルは回すものというよりも押すか引くというイメージに近いので、トレーニング方法も押すような動き、もしくは重いものを引くような動きを取り入れたりしています。 これは僕の場合だけかもしれませんが、テスト時に二日間連続で計200周近く走ったりすると三頭筋が特に腕の中では疲れるため、そこを重点的にトレーニングしたりします。

レーサーにとって下半身の筋肉はかなり重要なポイントだというのはかなり知られていないかもしれません。 なぜかというと僕らがブレーキを踏む時は多い時で100キロもの圧力で踏んだり、コーナーではものすごい遠心力がかかっている中、正確なアクセルワークをしたりしなければいけないため無意識のうちに脚全体を支えるための力が入っていたりします。 そしてレース終盤になってくると長時間の加速している重力により脚の血が胴体の方に押し戻されている状況が続くのと、脱水症状も出てきたりするため足の先が痺れてきたり感覚がなくなってきたりすることもあります。 そうならないためにも普段からしっかりと有酸素運動のランニングやサイクリングなどで下半身を鍛えることが大事になってきます。

肩がなぜ疲れるのか。 これは疑問に思う方も多いかもしれません。 これは肩の筋肉は実際は首の筋肉とつながっていたりするため、首の筋肉を支えるという意味で強化しなければならないポイントです。 肩の筋肉で一番大事なのが僧帽筋と言われる筋肉で首の真横についている筋肉です。 レーサーのほとんどは肩のこの部分がしっかりと土台として出来上がっているため、長時間のレースでも首の体力を保つことができます。

やはり一般の方と比べてさが歴然なパーツは何と言っても首。

F1レーサーの画像などを検索しても、みんなだいたい顔のサイズと首のサイズが一緒になっているもしくは首の方が太くなっていてキリンみたいに見えてしまいます。

そもそもなぜ首が疲れるのか。 それはレースカーに乗る際に、がっしりシートベルトで胴体は抑えられてしまいます。 ですが首は何かに支えられているわけではなく、しかもヘルメットをかぶっているため普段より頭が重い。 そういう状況で250キロ越えでコーナーを曲がると当然遠心力で頭だけ振られますよね?

だけどそこで頭が振られてしまっては、正確なアクセルワークやハンドル操作ができない。 なので首で頭を固定して集中力が途切れないようにしています。 言ってみれば首はレーサーにとっての命綱であり、絶対に弱くてはならないポイントなのです。 なので重点的に、怪我をしない様に慎重にトレーニングをします。

まとめ

今回はこんな感じでざっくり紹介していきましたが、機会があればトレーニングの方法などのコラムも出していこうと思います。 またF1ドライバーやレーサーをテレビや生でみる機会があれば注意深く首や腕などをチェックして見てくださいねー! ではまた来週!

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