アメリカンマッスルな車!フォード クラウンビクトリア ポリスインターセプター

クラウンビクトリアが出たら銃撃戦の予感?!

アメリカ映画、ことに刑事モノやそれに限らず警察の関わるような作品なら、警察のカラーリングに塗られたフォード クラウンビクトリアの群れが続々登場すると「キター!」と喜ぶ方もいるのではないでしょうか? そこから始まるシーンといえばカーチェイスあり銃撃戦あり、犯人の撃った拳銃弾を弾き返して火花を散らすクラウンビクトリアのドアの陰から、反撃の発砲を行う警察官や刑事! 別な場面では、犯人のドライビングテクニックに追従しきれず、対向車やら交差点やら、果てはクラウンビクトリア同士で衝突しては廃車の山を築くなんて場面も。 日本ならそういう場面は「西部警察」で旧型セドリックやグロリアの墓場だったりしますが、アメリカ映画の場合はそこでワイルドにクラウンビクトリアがその巨体を躍らせるわけです。 まさにアメリカ映画には欠かせない存在でしたね!

元は1992年デビューのフルサイズセダン

そのクラウンビクトリアですが、元をたどれば1950年代に登場した2ドアクーペでしたが、一度断絶した後1992年に大復活! それも他のアメリカメーカーがオイルショック以降おとなしくなり、FF化して小さいセダン(アメ車としてはですが)に移行していく中、旧態依然のハシゴフレームに重たく頑丈なボディを載せたフルサイズアメリカンセダンとして登場したのでした。 頑丈で重いけどでかいので検挙した犯人を乗せるのも最適!まさにパトカーになるために生まれたような車ですね! なお、もちろんエンジンはアメリカンフルサイズセダンらしくV8。 4.6リッターの排気量はもうちょっと頑張ってほしいところですが、この際ドラッグレースをやるわけではないので我慢しましょう。

クラウンビクトリアのポリス専用車両が登場!

そのフォードビクトリアが大々的にパトカーとして採用されたのは1998年デビューの2代目。 その名も「ポリスインターセプター」という専用グレードが設けられました。 後輪駆動ですからスクリーンの中で派手にスピンするのに便利…なのは映画の話ですが、その影響か元々そうなのか、アメリカの警察はFRの大型セダンを好むそうです。 しかもクラウンビクトリアはシャシー別体ボディですから改造が容易で、重量増加に対抗したサスペンションやエンジンを強化した上で、装甲バージョンも製作可能! アメリカ映画でクラウンビクトリアのドアの陰に警察官が隠れ、そのドアに犯人がピストルだけでなくショットガンやライフルをガンガン撃ち込んできても頭を下げてれば兵器なのはそのおかげなのですね。 何しろピストルの弾はおろか、ショットガンの散弾、さらに大口径で貫徹力は強い物の、強すぎる反動や携行できる弾が少ないもので、軍用ライフル弾としては今じゃ数を減らしてる、7.62mmNATO弾すら食い止めます。 普通、7.62mmのライフルにかかればちょっとした壁や鋼板くらいは紙みたいなもんですから、まさに装甲車並の防弾を持てるわけです。 ちなみに装甲ドアのオプション価格は運転席のみ1,200ドル、助手席まで入れても2,400ドルで割引はありませんが、相棒が大事なポリスメンはきっちり助手席も交換しておきましょう。 他にも燃料タイヤに被弾・引火した場合は自動消火装置が作動するらしいですが、そのスイッチは衝撃センサーらしいので、映画「ポリスアカデミー」のように、最初にガソリンをしっかりまかれてから放火されると、爆発するまで作動しないようなのが残念。

なんと警察払い下げは日本にも輸入!

ちなみにこのポリスインターセプター仕様のクラウンビクトリア、日本の警察とは違ってお役御免となると民間に払い下げになるらしいです。 さすがに警察のカラーリングやマーキング類は外され、無線機など警察用装備も撤去はされますが、装甲ドアはそのままなこともあるとか。 もちろん輸出に関して制限があるわけでも無いそうなので、日本でもクラウンビクトリアなどアメリカンパトカーの輸入業者があり、ちゃんとアメリカ警察仕様に(日本の法に触れない範囲で)カスタマイズしてから納車してくれます。 トランプ大統領も、「日本はアメ車を何で買わないんだ!」と怒る前に、こういうアメリカ文化あふれる車なら人気が出るんじゃないかな?というのはいかがでしょう。 皆さんも「危険が危ない地域に出かける時のため?」クラウンビクトリア・ポリスインターセプターを1台いかがですか?

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