三菱GTOが生産終了になった理由をご紹介します。
ここまでご紹介してきたように、三菱GTOには国産車では初の多くの機能が搭載されており、性能も一見してスポーツカーとして本格派だと言えるものでした。
しかし三菱GTOは新しく2代目が生産されることなく、2001年3月には完全に生産終了となってしまいました。ここでは三菱GTOが生産終了になった理由2つをご紹介します。
生産終了になった理由1:販売不振

三菱GTOが生産終了になった理由の1つは販売不振です。
スポーツカーの人気が低迷したことにより、三菱GTOの販売台数はだんだんと減少していきました。
また、三菱GTOはシャシーを4ドアセダンのディアマンテから流用しており、スポーツカーであれば縦置きで搭載されるはずのエンジンも横置きになっているなどスポーツカーとは呼べない特徴を持っていたため、スポーツカーのファンに愛されませんでした。
乗用セダンベースが色濃く見えてしまった
三菱GTOはスポーツカーではなく乗用セダンをベースにした部分が色濃く見えてしまったため、熱狂的な人気に繋がりませんでした。
本物であることを追求したライバル車の「R32型日産スカイラインGT-R」や「ホンダNSX」などはファンに愛され、後継モデルが販売されました。
しかし三菱GTOはそこまでの熱狂的なファンを獲得することができなかったため、後継モデルも販売されませんでした。
生産終了になった理由2:新たな側面衝突基準に適合できなかった

三菱GTOが生産終了になった理由の1つは新たな側面衝突基準に適合できなかったためです。
三菱GTOは2000年9月から採用された新しい側面衝突基準に適合していませんでした。売れ筋モデルであれば新基準に適合する設計変更も行われますが、売り上げが低迷していたGTOはそのまま生産終了となってしまいました。
三菱GTO中古車情報サイト3選

三菱GTOが購入できる中古車情報サイトをご紹介します。
2001年3月に販売終了となってしまった三菱GTOですが、中古車であればまだ購入することができます。
ここでは最後に、三菱GTOを購入できる中古車情報サイト3選をご紹介します。
中古車情報サイト1:カーセンサーnet
カーセンサーnetはリクルートが運営する中古車情報サイトです。
全国の中古車をさまざまな検索条件で探すことができ、中古車ランキングや相場なども掲載しています。
また、万が一の際にも修理費がかからない「カーセンサーアフター保証」という制度を設けているため、安心して購入することができます。
中古車情報サイト2:価格.com
価格.comでも中古車検索を行うことが可能です。
商品比較サイトである価格.comでも、複数の大手有名中古車サイトを横断し、約50万件以上の中古車情報を閲覧することができます。
人気の中古車ランキングや相場情報も掲載しており、こだわり条件で中古車を比較できます。
中古車情報サイト3:carview
carviewは車やバイクの情報サイトです。
過去のモデルから最新モデルまでさまざまなモデルを閲覧できる、業界有数のトラフィックを誇る自動車やバイクの情報サイトです。
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三菱の本格スポーツカーを体感できる
三菱GTOは三菱のリアルスポーツです。
三菱GTOは三菱のフラッグシップクーペとして発売され、マイナーチェンジを繰り返しながら販売され続けていた三菱きっての本格スポーツカーです。しかしスポーツカーの人気低迷などの理由から、生産終了となりました。
ぜひこの記事でご紹介した三菱GTOの7つの特徴などを参考に、三菱GTOを体験してみてはいかがでしょうか。